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ServerProtect 5.8 用 Patch 5 (Build 1423) の概要および適用方法  

ServerProtect 5.8 用 Patch 5 (Build 1423) の概要および適用方法

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • ServerProtect Ver5 5.8
    • OS:
    • Windows すべて
概要
ServerProtect 5.8 用 Patch 5 (Build 1423) の概要および適用方法について教えてください。
詳細
Public
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■Patch 5とは

Patch 5とは、ServerProtect for Windows (以下 ServerProtect) 5.8 のリリース以降にリリースされたすべての修正を含む累積的な修正プログラムです。

■インストールの前に

インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルをお読みください。ServerProtectのご利用にあたり重要な情報が記載されています。
また、本Patch 5 (5.8 Build 1423)の適用前にServerProtect 5.8 マスタープログラムがインストールされている必要があります。

ServerProtect for Windows 5.8
マスタープログラム
プロダクトバージョンサイズ日付ユーザガイド
spnt58_win_r2.zip5.8
build 1179
(VSAPI 8.950)
228.1MB (239,271,928 bytes)2010/10/20(※)Readme
クイックスタートガイド

※Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) エージェントの修正のため、インストールプログラムが変更されました。すでにControl Managerエージェントをインストールしている環境には影響はありません。そのままご利用ください。

ServerProtect for Windows 5.8 用
Patch 5 (build 1423)
プロダクトバージョンサイズ日付ユーザガイド
spnt_580_win_jp_patch5.zip5.8
build 1423
19.9 MB (
20,894,235
バイト)
2014/12/11Readme
クイックスタートガイド

※本Patch適用に伴う、OSの再起動は発生いたしません。

※本Patch適用に伴い、インフォメーションサーバおよび一般サーバのサービスが、自動的に再起動いたします。

■システム要件

ServerProtect for Windows 5.8のシステム要件に準じます。

■インストール手順

本Patchの適用手順は以下の通りです。

【警告】
管理下の一般サーバを段階的アップグレードしている途中で、バージョン5.58/5.7の一般サーバが残っている場合、すべての一般サーバのアップグレードが完了してからPatch 5を適用してください。
Patchを適用すると無条件でファイルが置き換えられるため、ServerProtect 5.58/5.7でバージョン5.8のコンポーネントを使うことになります。これにより、プログラムの配信やインフォメーションサーバによる管理ができなくなる恐れがあります。

 

  1. Patchのインストーラを実行する前に、次のフォルダ内にファイル/フォルダが存在している場合は、バックアップの後、削除してください。(以前、Patchを適用したことがある場合、"HotFix"フォルダ内にファイルが存在します。)
     
    C:\Program Files\Trend\SProtect\HotFix\ 配下
     
  2. spnt_580_win_jp_patch5.zipをダウンロードし、解凍してできた"spnt_580_win_jp_patch5.exe"を実行します。
    必要なファイルの解凍が始まります。
     
  3. 使用許諾書に同意します。
     
  4. [インストール]ボタンを押します。
     
  5. 「TMI Control ManagerエージェントをMCP Control Managerエージェントにアップグレードします」 という内容のメッセージが表示されるので、[はい]ボタンを押します。
    [いいえ]ボタンを押すと、インストールが中断されます。
     
  6. インストールが開始されます。
     
  7. TMI Control Managerエージェントが削除されます。
     
  8. 「MCP Control Managerエージェントをインストールすることを強くお勧めします。」という内容のメッセージが表示されるので、インストールする場合には、[はい]ボタンを押します。
    あとでインストールする場合には、[いいえ]ボタンを押します。
     
  9. インストールが成功したら[OK]を押して画面を閉じてください。
     
【注意】
本Patchの適用後は、TMI Control Managerエージェントはサポートされなくなります。

■インストールの確認手順

インストールおよびアップデートの確認手順は次の通りです。
本 Patch が適用されたかどうかについて確認するには、Readmeの「9. ファイル一覧」に記述されているファイルのプロパティを表示します。ビルド番号が正しければ、新しいファイルが適用されています。

■インストールの後に

パターン/エンジンアップデート

インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルス検索パターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。

本Patchの適用後に新規でローカルインストールされた一般サーバには本Patchが未適用の状態でインストールされます。
その場合、新規インストールした一般サーバに本Patchを再配信する必要があります。

関連製品Q&A:
一般サーバへPatchやHotFixを再配信する手順について

また、本Patchの適用後にControl Managerエージェントを再インストールした場合、本Patchを再度適用する必要があります。

CMエージェントの設定

Control Managerと連携する場合は、インストール後に、CMエージェントの設定が必要になります。
設定方法については、こちらをご覧ください。

古いエンティティの削除

Control Managerと連携していた場合は、古いエンティティが残ってしまいます。
Control Managerの管理コンソール上から古いエンティティの削除を実施してください。

■アンインストール (ロールバック)手順

インフォメーションサーバ/一般サーバ

本Patchをアンインストールして、以前のビルドにロールバックするには、次の手順に従ってください。

  1. 一般サーバで、次のシェルコマンドを実行してServerProtectの一般サーバのサービスを停止します。

    net stop spntsvc

     
  2. インフォメーションサーバにMCP Control Managerエージェントをインストールしている場合は、コントロールパネルから手動で削除します。
     
  3. インフォメーションサーバで、次のシェルコマンドを実行してServerProtectのインフォメーションサーバのサービスを停止します。

    net stop earthagent

     
  4. 一般サーバで、一般サーバのインストールディレクトリ内の拡張子が「bak」であるファイルがバックアップファイルとなります。バックアップファイル名を書き換えて、現在使用しているファイルと置き換えます。
     
  5. インフォメーションサーバで、インフォメーションサーバのホームディレクトリ開き、「.\is_backup\filegroup10」フォルダ中のファイルを現在開いているホームディレクトリへコピーします。
     
  6. 一般サーバで、次のコマンドを実行してServerProtectの一般サーバのサービスを開始します。

    net start spntsvc

     
  7. インフォメーションサーバで、次のコマンドを実行してServerProtectのインフォメーションサーバのサービスを開始します。

    net start earthagent

     

管理コンソール

管理コンソールのみがインストールされているコンピュータの場合は、次の手順に従ってください。

  1. 管理コンソールを閉じます。
     
  2. インフォメーションサーバがインストールされているコンピュータの、ServerProtectのインストールフォルダに移動し、次のファイルを任意の場所にコピーします。

    admin.exe
    Adm_enu.dll
    AgentClient.dll
    ADM_ENU.chm
    spuninst.exe
    spuninstrc.DLL

     
  3. 上記でコピーしたファイルを管理コンソールがインストールされているフォルダへコピーします。
     
【注意】
本Patchの適用後は、TMI Control Managerエージェントはサポートされなくなります。

■修正されるファイル一覧

ファイル名ビルド番号
管理コンソール
AgentClient.dll5.80.0.1423
Admin.exe5.80.0.1423
Adm_enu.dll5.8.0.1423
ADM_ENU.chmn/a
spuninst.exe5.80.0.1423
Spuninstrc.dll5.8.0.1423
インフォメーションサーバ
AgentClient.dll5.80.0.1423
ADM_ENU.chmn/a
CheckEVC.dll5.80.0.1423
DeployTool.exe5.80.0.1423
Earthagent.exe5.80.0.1423
EventMsg2.dll5.80.0.1423
GetRemoteVer.dll5.80.0.1423
Notification.dll5.80.0.1423
RemoteInstall.exe5.80.0.1423
StRpcCln.dll5.80.0.1423
Spuninst.exe5.80.0.1423
Spuninstrc.dll5.8.0.1423
StCommon.dll5.80.0.1423
StUpdate.exe5.80.0.1423
TmNotify.dll5.80.0.1423
BIFSender.exe5.80.0.1423
libcurl.dll7.17.1.0
libeay32.dll1.0.0.1
ssleay32.dll1.0.0.1
zlib.dll1.2.2.0
一般サーバ (32ビット)
AgRpcCln.dll5.80.0.1423
AgRpcCln.dll5.80.0.1423
CheckEVC.dll5.80.0.1423
DCE.dll5.80.0.1423
eng50.dll5.80.0.1423
EventMsg2.dll5.80.0.1423
GetRemoteVer.dll5.80.0.1423
LogDb.dll5.80.0.1423
LogDBTool.dll5.80.0.1423
LogMaster.dll5.80.0.1423
Notification.dll5.80.0.1423
Quarantine.exe5.80.0.1423
SpntSvc.exe5.80.0.1423
spuninst.exe5.8.0.1423
StCommon.dll5.80.0.1423
StRpcCln.dll5.80.0.1423
StRpcSrv.dll5.80.0.1423
StUpdate.exe5.80.0.1423
TmNotify.dll5.80.0.1423
TmOpp.dll5.80.0.1423
一般サーバ (64ビット)
AgentClient.dll5.80.0.1423
AgRpcCln.dll5.80.0.1423
CheckEVC.dll5.80.0.1423
DCE.dll5.80.0.1423
eng50.dll5.80.0.1423
EventMsg2.dll5.80.0.1423
GetRemoteVer.dll5.80.0.1423
LogDb.dll5.80.0.1423
LogDBTool.dll5.80.0.1423
LogMaster.dll5.80.0.1423
Notification.dll5.80.0.1423
Quarantine.exe5.80.0.1423
SpntSvc.exe5.80.0.1423
spuninst.exe5.80.0.1423
Spuninstrc.dll5.8.0.1423
StCommon.dll5.80.0.1423
StRpcCln.dll5.80.0.1423
StRpcSrv.dll5.80.0.1423
StUpdate.exe5.80.0.1423
StUpadte_32.exe5.80.0.1423
TmNotify.dll5.80.0.1423
TmOpp.dll5.80.0.1423
SPConfig.inin/a
Control Managerエージェント
libEN_Product.dll5.80.0.1423
Uninst.dll5.80.0.1423
Entitymain.exe2.5.0.1411
EN_Utility.dll2.5.0.1411
LibEN_Conf.dll2.5.0.1411
LibEN_Logger.dll2.5.0.1411
libEN_SendLog.dll2.5.0.1411
data1.cabn/a
data1.hdrn/a
setup.ilgn/a
setup.inxn/a
MCP_CMAgent.exe12.0.0.58849
MigrationToolEn.exe12.0.0.58849
Patchファイル
Tmpatch.exe2.2.0.1008
readme.txtn/a
hotfix.inin/a
license.txtn/a

■Patch 5で追加される新機能

項目番号製品Q&A機能
1-一般サーバのビルド番号を定期的に確認し、インフォメーションサーバ上の最新のHotFixやPatchのビルド番号より古い場合、最新のHotFixやPatchをダウンロードおよび適用するためのコマンドを一般サーバに自動的に送信するように、インフォメーションサーバを設定できるようになります。
2-Windows Server 2003以降の環境で、Windowsタスク バーにServerProtectのアイ コンを表示するかどうかを設定できるようになります。
3-Trend Micro Management Communication Protocol (MCP) がサポートされるようになり、ServerProtectをServerProtectの管理コンソールからTrend Micro Control Manager に登録できるようになります。

■Patch 5で修正される既知の問題

項目番号製品Q&A問題内容
1-Control Managerから不正な形式のコマンドを受信した際、「entitymain.exe」プロセスが予期せず停止する問題
2-エンジンファイルが、Control Managerから複数の一般サーバに同時に配信されないことがある問題
3-Microsoft Windows Server 2012プラットフォーム上のインフォメーションサーバおよび一般サーバのオペレーティングシステム名が、Control Manager上に正しく表示されない問題
4-ServerProtectおよびControl Managerの管理コンソール上に、Windows Server 2012 R2プラットフォームで実行されている一般サーバおよびインフォメーションサーバのプラットフォーム情報が誤って表示される問題
5-Control Manager管理コンソールの [製品ディレクトリ] 画面で、ServerProtectのインフォメーションサーバの製品バージョン番号が正しく表示されない問題
6-特定の条件下で、手動検索または予約検索の実行中にServerProtectが予期せず停止することがある問題
7-「entitymain.exe」プロセスが無効なハンドルにアクセスしようとした際に、予期せず停止する問題
8-ServerProtectをリモートでインストールできないことがある問題
9-一般サーバのパターンファイルまたはエンジンファイルが正常にアップデートされたにもかかわらず、Control Managerが「パターンファイルまたはエンジンファイルをServerProtectの一般サーバに配信できませんでした」という内容のメッセージを表示することがある問題
10-一般サーバのトレイアイコンが頻繁に更新され、パフォーマンスが低下すること がある問題
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