目次
Critical Patchとは
本Critical Patchは、修正される既知の問題に対応するための修正モジュールになります。
システム要件
Trend Micro InterScan Messaging Security Suite 7.5 Windows版のインストール要件に準じます。
最新版ダウンロード
インストール手順
- 本Critical Patch「imss_75_win32_jp_criticalpatch1323.0.exe」を対象コンピュータの任意のローカルフォルダにコピーします。
- 「imss_75_win32_jp_criticalpatch1323.0.exe」を実行します。
- セットアップ画面で [インストール] をクリックし、画面の指示に従ってCritical Patchをインストールします。
バックアップ用に、オリジナルファイルのコピーが次の場所に作成されます。\temp\CriticalPatch13230\backup
インストールが完了すると、インストールが成功したことを示すメッセージが表示されます。
予想適用時間
平均5分
検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。
インストールの後に
本Critical Patch 適用後に、パターンファイルや検索エンジンのアップデートを実行することをお勧めします。
アンインストール手順
本Critical Patchをアンインストールして、以前のビルドにロールバックするには、次の手順を行います。
- <InterScan MSSインストールフォルダ>\temp\CriticalPatch13230\backupフォルダを開きます。
- uninstall.batを実行して、画面の案内に従ってアンインストールを完了します。
アンインストールが完了し、サービスが開始されたことを示すメッセージが表示されます。
修正される既知の問題
本Critical Patch で修正された既知の問題は以下のとおりです。
項目番号 | 製品Q&A | 問題の内容 |
---|---|---|
1 | - | 問題:
InterScan MSSの高度な脅威検索エンジン (ATSE) を9.826.1078以上のバージョンにアップグレードすると、マクロウイルスを認識する機能の実装に伴い、ATSEの検索レベルが内部的にレベル3から4に引き上げられ、かつレベルが変更できなくなる問題
これにより、[高度な脅威検索エンジンを有効にする] にチェックをつけていた場合、誤検出の発生が高まる可能性があります。※なお高度な脅威検索エンジン(ATSE)9.826.1078は9月末リリース予定です。 修正: 本Critical Patchの適用後は、ATSEの検索レベルを設定するためのパラメーターが 追加され、ATSEの検索レベルを変更できます。 手順: ATSEの検索レベルを変更するには、次の手順に従ってください。 1. 本Critical Patchをインストールします。 (「インストール手順」を参照)。 2. ATSEエンジンを9.826.1078以上のバージョンにアップグレードします。 3. 「/config」フォルダにある「imss.ini」ファイルをテキストエディタで開きます。 4. [general] セクションに、「detection_aggressive_level」キーを追加し、ATSEの検索レベルを設定します。 このキーの初期設定値は「3」で、メカニズムは無効になっています。 マクロウイルスの認識機能を有効にする為には値を「4」に変更します。 [general] detection_aggressive_level=4 5. 変更内容を保存して、ファイルを閉じます。 6. 「Trend Micro IMSS Scan Service」サービスを再起動します。 |
本リリースによる既知の制限事項はありません。
変更されるファイル一覧
本Critical Patch インストールにより次のファイルが変更されます。
ファイル名 | ビルド番号 |
---|---|
ConnLDAPAction.class | 7.5.0.1323 |
FilterAction.dll | 7.5.0.1323 |
FilterBATV.dll | 7.5.0.1323 |
FilterDkimEF.dll | 7.5.0.1323 |
FilterEmgrPlugin.dll | 7.5.0.1323 |
FilterSpsTmase.dll | 7.5.0.1323 |
FilterVirus.dll | 7.5.0.1323 |
FilterWRS.dll | 7.5.0.1323 |
IMSSChild.exe | 7.5.0.1323 |
IMSSService.exe | 7.5.0.1323 |
IMSSjni.dll | 7.5.0.1323 |
ImssCommon.dll | 7.5.0.1323 |
ImssDbg.dll | 7.5.0.1323 |
ImssPolicy.dll | 7.5.0.1323 |
ImssRule.dll | 7.5.0.1323 |
LogQueryMTAAction.class | 7.5.0.1323 |
LogQueryMTADAO.class | 7.5.0.1323 |
LogQueryMTAForm.class | 7.5.0.1323 |
LogQueryMsgAction.class | 7.5.0.1323 |
LogQueryMsgDAO.class | 7.5.0.1323 |
LogQueryMsgForm.class | 7.5.0.1323 |
MTASettingAction.class | 7.5.0.1323 |
MsgLogrec.class | 7.5.0.1323 |
MtaLogRec.class | 7.5.0.1323 |
MtaLogs.class | 7.5.0.1323 |
PolicyCaller.dll | 7.5.0.1323 |
PolicyUtility.dll | 7.5.0.1323 |
SessionKeys.class | 7.5.0.1323 |
TmMsg.dll | 7.5.0.1323 |
euqutil.exe | 7.5.0.1323 |
imp_exp.exe | 7.5.0.1323 |
imss6Errors.properties | 7.5.0.1323 |
imss6Errors_ja.properties | 7.5.0.1323 |
imss6Logs.properties | 7.5.0.1323 |
imss6Logs_ja.properties | 7.5.0.1323 |
imssDefine.properties | 7.5.0.1323 |
imssps.exe | 7.5.0.1323 |
libImssVer.dll | 7.5.0.1323 |
logs_query_messageevent.jsp | 7.5.0.1323 |
logs_query_mtaevent.jsp | 7.5.0.1323 |
tsmtpd.exe | 7.5.0.1323 |
wrsagent.exe | 7.5.0.1323 |