概要
本TOPICに関する情報は以下になります。
詳細
説明
ファイルによっては、文字コードを宣言する機能がないため、結果として別の文字コードとして処理される事象が発生いたします。
例えば、メールの本文や件名には、自身の文字コードを宣言するための機能がヘッダー情報に含まれているため、エンジンがその情報を元にコンテンツフィルタを実施します。 一方のドキュメントファイルには、文字コードを宣言する機能がないため、エンジン側ではドキュメントファイル内のコンテンツから適切な文字コードの判別を試みます。 しかしながら、コンテンツの内容によっては、複数の文字コードに該当されてしまい、結果として適切な文字コードを判別できない状況が発生し、最終的に"DefaultCharset"で指定された文字コードとなるUTF-8として処理されます。 そのため、結果的には、設定した日本語のキーワードが正しくフィルタリングされない事象に至ります。
例えば、メールの本文や件名には、自身の文字コードを宣言するための機能がヘッダー情報に含まれているため、エンジンがその情報を元にコンテンツフィルタを実施します。 一方のドキュメントファイルには、文字コードを宣言する機能がないため、エンジン側ではドキュメントファイル内のコンテンツから適切な文字コードの判別を試みます。 しかしながら、コンテンツの内容によっては、複数の文字コードに該当されてしまい、結果として適切な文字コードを判別できない状況が発生し、最終的に"DefaultCharset"で指定された文字コードとなるUTF-8として処理されます。 そのため、結果的には、設定した日本語のキーワードが正しくフィルタリングされない事象に至ります。
- WordやPDF形式のファイルは、通常文字コードがUTF-8として保存されるため、今回のように文字列が短い場合においても問題なく検出可能となります。
- 本事象のトリガーについては、何文字以上の場合に本事象が発生するといった、定量的なしきい値が技術的に提示不可能です。
回避策
InterScan for MicroSoft Exchange では、添付ファイルブロックをご利用いただくことにより、拡張子を指定してドキュメントファイルの交換を抑止することも可能です。 たとえば、テキストファイルをブロックしたい場合は、以下の設定を行います。必要に応じて、本手順にて他の拡張子ファイルのブロックをご検討ください。
- 管理コンソールへログインします。
- [添付ファイルブロック] > [グローバルポリシー]を選択します。
- グローバルポリシー設定画面にて[対象]タブを選択した状態で、[ブロックする対象]内にある[指定の添付ファイル]のラジオボタンを有効にします。
- [指定の添付ファイル]の[添付ファイル名]右側にある[詳細の表示]ボタンを選択します。
- 表示された項目から[ブロックする拡張子]のチェックボックスを有効にし、フォームに"TXT"と入力した状態で[追加]ボタンを選択します。
- フォーム下部の項目に"TXT"が含まれていることを確認します。
- [保存]ボタンを選択し、設定を保存します。