1. Driver Verifier を有効にした場合、BSoDが発生する
2. デバイスガードを有効にした場合、検索エンジン等のモジュールが停止する
対応製品について
下記製品では本問題が発生することを確認していましたが、新バージョンリリースにより対応しました。
- ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス (2016年6月18日配信版より)
また、下記製品については、事象1.と事象2.のウイルス検索エンジンが停止する問題をウイルス検索エンジン:9.900 以降で対応しました。
- ウイルスバスター コーポレートエディション 10.6/11.0/XG
事象2.のその他のドライバについては、以下のビルド以降、現在までに事象の発生は確認されていません。
- ウイルスバスター コーポレートエディション 11.0 Service Pack 1 Critical Patch 6077
- ウイルスバスター コーポレートエディション XG 初期ビルド:1406
1. Driver Verifier を有効にした場合、BSoDが発生する
弊社製品がインストールされている場合に、Driver Verifier(ドライバーの検証ツール マネージャー)を起動して以下のドライバーに対して検証を実施するとBSoDが発生します。※特殊な障害調査等に使用するツールですので、通常は有効になっておりません。
vsapnt.sys
tmxpflt.sys
tmpreflt.sys
2. デバイスガードを有効にした場合、検索エンジン等のモジュールが停止する
Windows 10で新機能として追加されているデバイスガードを有効にしている場合、以下の製品モジュールが停止します。ウイルス検索機能やファイアウォール等の機能が動作しなくなりますので、デバイスガードは有効にしないようにお願いします。
- ウイルス検索エンジン
- ネットワークモニタードライバー
- ファイヤウォールドライバー
- Early Launch Anti-Malware(ELAM) ドライバー
- 起動時クリーンナップ ドライバー
- ネットワーク調査ドライバー
※BIOSではSecureBootが有効になっており、グループポリシー設定では、デバイスガードの[仮想化ベースのセキュリティを有効にする]を有効にして[コードの整合性に対する仮想化ベースの保護を有効にする]にチェックを入れている場合です。
デバイスガード
デバイスガードとはWindows 10で実装された信頼されないアプリケーションの実行を防止するための機能です。詳細は、Microsoft社の情報をご確認ください。
- デバイス ガードの概要(Microsoft社へのリンク)