概要
メモリが4GBの環境でVirtual Patch Manager (以下、VPM) をインストールする場合の注意事項を教えてください。
詳細
推奨は8GB以上ですが、以下の手順を実施する事によって、4GB環境で利用可能とさせていただきます。
物理メモリ4GBの環境へVPMをインストールする場合の条件
以下の手順で、VPMの最大メモリ使用量を2GBに変更します。
- VPMのインストールディレクトリ直下に以下のファイルを作成します。
- Vulnerability Protection.vmoptions
- ファイルに「-Xmx2g」という行を追加します (この指定により、VPMで利用する最大メモリが2GBに制限されます。)
- ファイルを保存し、VPMのサービスを再起動します。
- 新しい設定内容を確認するには、[管理]→[システム情報] に進み、[システムの詳細] エリアで、[Managerノード]→[メモリ] を展開します。[最大メモリ] に新しい設定内容が表示されます。
- マルチテナント環境ではより多くのメモリを必要とするため、メモリ4GBの環境をサポートいたしかねます。マルチテナント環境では絶対にこの設定を行わないでください。
- 限定されたメモリでVPMが正常に稼働可能かどうかは環境に大きく依存します。メモリの制限を行ってもストレス無く動作するか、十分な検証を行った上での導入を推奨します。
- VPM問題が発生し、それがリソース不足で発生したと判断された場合には、メモリ増設等のリソース増強をお願いする場合があります
物理メモリ4GBの環境へVPMをインストールした場合の目安
- おおよそ500エージェントまで管理可能です
- 本要件は使用する機能に依存しません
- ログサイズ等は考慮しておりません