TMMS 9.6ではSQL Server 2008以降が必要となります。 TMMS 9.6にバージョンアップしてもSQL Serverは自動的にはアップグレードされませんので、別途事前に2008へのアップグレードが必要となります。
詳細については、以下の各項目をご確認ください。
本モジュール の概要
本モジュールには、TMMS 9.5のリリース後に対応した不具合の修正と追加機能が含まれています。
修正内容および追加機能、適用時の注意事項については、「最新版ダウンロードページ」 に公開しておりますReadmeをご確認ください。
本モジュールの適用対象
本モジュールについては、以下の環境に適用してください。
- TMMS 9.0
- TMMS 9.0 SP1
- TMMS 9.0 SP2
- TMMS 9.2
- TMMS 9.5
※TMMS 9.6 のマスタープログラムでもあるため、本モジュールを
使用し、新規インストールすることも可能です。
最新版ダウンロードページ
本モジュールならびにReadmeについては、「Trend Micro Mobile Security 9.6 ダウンロードページ」からダウンロードできます。
インストール手順
本モジュールのインストール手順は次の通りです。
- マネージメントサーバがインストールされているサーバの任意のフォルダに本モジュールを解凍します。
- 解凍されたファイルから 「MdmServerSetup.exe」 を実行します。
- 使用許諾契約書をご一読いただいた上で問題無い場合は、 「使用許諾契約書の内容に同意します」 にチェックしていただき、 「次へ」 ボタンをクリックします。
- 「インストール」 ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
- 以下の画面が表示されましたら 「OK」 ボタンをクリックし、処理を進めます。
- 以下の画面が表示されましたら 「完了」 ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
マネージメントサーバにインストール後、使用しているコミュニケーションサーバごとに、以下の手順を実施します。
クラウドコミュニケーションサーバを使用している場合
クラウドコミュニケーションサーバを使用している場合、本Service Pack 適用後、クラウドコミュニケーションサーバに以前のAndroidエージェントのコピーがキャッシュされている場合があります。
キャッシュを消去しない場合、最大で6時間経過しないとAndroidエージェントを最新版にアップデート出来ない場合があります。
キャッシュを削除するには、以下の手順を実施します。
- TMMSのWeb管理コンソールにログオンします。
- [管理] タブより、[コミュニケーションサーバの設定] を開きます。
- [共通設定] を開き、[保存] をクリックします。
ローカルコミュニケーションサーバを使用している場合
インストール後の確認手順
インストール後の確認手順は次の通りです。
- 本モジュールが正常にインストールされたことを確認するには、TMMSのWeb管理コンソールにログオンします。
- [管理] タブより、[アップデート] を開きます。
- マネージメントサーバ (ローカルコミュニケーションサーバを含む) に表示される現在のバージョンが「9.6.0.1324」であることを確認します。
ローカルコミュニケーションサーバを使用している場合は、以下の手順についても確認します。
- TMMSのインストールフォルダ配下のCommunication Serverにある「ccs.exe」を右クリックし、プロパティを選択します。
- [バージョン情報] タブを選択し、バージョンが「9.6.0.1324」であることを確認します。
TMMS クライアントへの配信確認手順
本モジュール適用前に既にTMMSクライアントがAndroid端末にインストールされている場合、本モジュールをサーバに適用後、Andoid端末にバージョンアップを促す通知が送られます。
その通知をタップすることで、バージョンアップを実施することができます。
バージョンアップ後、TMMSのWeb管理コンソールのクライアントツリーより、デバイスのステータスが「同期」になっていることを確認します。
※iOS端末にインストールされているTMMSクライアントは、App Storeに最新版がアップロードされた場合に、iOS端末に通知が行われます。
インストールの後に
製品のインストールが完了したら、パターンファイルや検索エンジンを最新版にアップデートすることをお勧めします。アップデート方法に関しては、「Trend Micro Mobile Security 9.6 ダウンロードページ」の管理者ガイドをご確認ください。