ビジネスサポートポータルアカウントでログイン
社内: 「too many hops」 のエラーでメールが拒否される  

Trend Micro Email Security におけるホップ数制限

    • 更新日:
    • 9 Jun 2023
    • 製品/バージョン:
    • Trend Micro Email Security
    • Trend Micro Hosted Email Security 2.All
    • OS:
    • SaaS すべて
概要

インターネットのメールサーバ (SMTP サーバ) ではメールループを抑制するため、ホップ数の制限が設けられています。

ここでは Trend Micro Email Security (TMEmS) のメールサーバにおけるホップ数の制限について説明します。

2023/6/8 時点での仕様です。仕様は変更される可能性があります。

詳細
Public

Trend Micro Email Security (TMEmS) のメールサーバは InterScan Messaging Security Virtual Appliance (IMSVA) と 同様、ホップ数を制限しており、その上限は 26 です。

ユーザは任意にしきい値を引き上げるなど、設定を変更することはできません。

TMEmS のメールサーバ (受信保護と送信保護) はメッセージのメッセージヘッダに指定されている Received ヘッダの数をカウントし、その数 (ホップ数) が 26 を超える場合、送信元メールサーバに "554 5.4.0 Error: too many hops" の応答を返し、メッセージの受信を恒久的に拒否します。送信元メールサーバは配信不能通知 (バウンスメール) を生成し、送信者に送信します。

ホップ数の制限による拒否はほとんどのケースでメールループが発生している場合に発生します。そのため、まずメールループが発生していないかを確認し、メールループが発生している場合にはその原因を特定し、メールループが発生しないよう適切に対処する必要があります。

管理コンソールの ドメイン メニュー に登録されている管理ドメインのドメイン設定において、受信サーバ のセクションにユーザのメールサーバが適切に設定されており、MX などの DNS レコードの設定に問題がなければ、メールループはユーザのメールサーバの設定に起因している可能性が高いです。その場合、ユーザのメールサーバ側でメールループの原因について調査し、対処してください。

Premium
Internal
Partner
評価:
カテゴリ:
SPEC
Solution Id:
1114805
ご提案/ご意見
このソリューションはお役に立ちましたか?

フィードバックありがとうございました!


*こちらに技術的なご質問などをいただきましてもご返答する事ができません.

何卒ご了承いただきますようお願いいたします.


To help us improve the quality of this article, please leave your email here so we can clarify further your feedback, if neccessary:
We will not send you spam or share your email address.

*This form is automated system. General questions, technical, sales, and product-related issues submitted through this form will not be answered.


ユーザーガイド