概要
リアルタイム検索を無効にしている際に、Ntrtscan.exeのプロセスによってディスクI/Oが高負荷になる場合がありますがどうすればよいですか？
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詳細
事象
クライアント端末にSQLやVMWareのようなサイズの大きいファイルを持つアプリケーションがインストールされている場合、リアルタイム検索無効時にNtrtscan.exeのプロセスによってディスクI/Oが高負荷になることがあります。
原因
リアルタイム検索が無効に設定されている状態でデジタル署名キャッシュが有効になっている場合、本事象が発生いたします。
回避策
Webコンソールから問題が発生しているクライアント端末の [デジタル署名キャッシュ] を無効にすることで回避が可能です。
下記にデジタル署名キャッシュを無効にする手順を記載いたします。
デジタル署名キャッシュを無効にする方法
【10.6の場合】
- Web管理コンソールにログインします。
- [ネットワーク上のコンピュータ] → [クライアント管理] をクリックします。
- 問題の発生している [ドメイン] または [クライアント端末] を選択します。
- [設定] → [権限とその他の設定] をクリックします。
- [その他の設定] タブを開きます。
- タブ内の [検索用のキャッシュ設定] 内の [デジタル署名キャッシュを有効にする]のチェックボックスを外します。
- [保存] をクリックします。
【11.0、XGの場合】
- Web管理コンソールにログインします。
- [クライアント] → [クライアント管理] をクリックします。
- 問題の発生している [ドメイン] または [クライアント端末] を選択します。
- [設定] → [権限とその他の設定] をクリックします。
- [その他の設定] タブを開きます。
- タブ内の [検索用のキャッシュ設定] 内の [デジタル署名キャッシュを有効にする]のチェックボックスを外します。
- [保存] をクリックします。
