概要
Trend Micro Virtual Patch for Endpoint (以下、TMVP) へ修正プログラムを適用する、あるいは最新 Patch をインストールし最新の状態にアップグレードする方法について教えてください。
詳細
TMVP へ修正プログラム (HotFix、Patch やクリティカルパッチ) を適用する手順は以下の通りです。
事前のチェックポイント
この製品 Q&A では、Virtual Patch Manager (以下、VPM) の管理コンソールからアップグレードする手順を説明します。
VPMのアップグレードにはサービス再起動が発生します。また、VPAのアップグレードにはネットワークの瞬断が発生します。アップグレード作業を実施する際は、影響のない時間帯に実施することを推奨いたします。
VPM のアップグレード前に、必要に応じてデータベースのバックアップを実施してください。
製品 Q&A:[HowTo] バックアップまたはリストアする方法
VPMのアップグレードにはサービス再起動が発生します。また、VPAのアップグレードにはネットワークの瞬断が発生します。アップグレード作業を実施する際は、影響のない時間帯に実施することを推奨いたします。
VPM のアップグレード前に、必要に応じてデータベースのバックアップを実施してください。
製品 Q&A:[HowTo] バックアップまたはリストアする方法
VPM のアップグレード手順
- 新しいバージョンの VPM の Patch をトレンドマイクロの最新版ダウンロードからダウンロードし、対象コンピュータの任意のパスにコピーします (HotFix の場合には、個別に提供をさせていただいています)。
- モジュールをダブルクリックし、言語を選択し、[OK]をクリックします。
- セットアップウィザードで[次へ]をクリックします。
- 使用許諾契約に同意し、[次へ]をクリックします。
- [既存のインストールをアップグレード(現在の設定を管理)]を選択し、[次へ]をクリックします。
- インストールモードがアップグレードになっていることを確認し、[インストール]をクリックします。
- インストールが完了したら、[終了]をクリックします。
- VPM の管理コンソール右上の [サポート情報] > [バージョン情報] でバージョン情報を確認します。
VPA のアップグレード手順
- 適用する Patch をトレンドマイクロの最新版ダウンロードからダウンロードします。
HotFix の場合には、個別に提供をさせていただいていますので、ローカルのコンピュータに保存を行い、このセクションの手順は省いてください。
- VPM の管理コンソールで [管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [ローカル]に進みます。
- [インポート...] をクリックすると、ソフトウェアのインポート画面が表示されますので、[参照]ボタンからインポートするソフトウェアを選択し、[次へ]をクリックします。
- インポートするソフトウェアを確認し、[完了]をクリックします。
- インポートが完了したら、[閉じる]をクリックします。
- VPM管理コンソールの[管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [ローカル]にインポートしたVPAのソフトウェアが表示されていることを確認します。
個別にVPAをアップグレードする場合
- [コンピュータ]タブからアップグレードするVPAを右クリックし、[処理] > [Agentソフトウェアのアップグレード]をクリックします。
- Agentバージョンを確認し、[OK]をクリックします。
※スケジュールを組む場合は「アップグレードにスケジュールを使用」をチェックしてください。
- アップグレードしたVPAを選択し、[詳細]をクリックします。
- [概要] > [処理]からバージョンが正しいことを確認します。
全てのVPAをアップグレードする場合
- [管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [Agentソフトウェアのアップグレード]をクリックします。
※アップグレード対象のVPAを確認する場合は、[○台のコンピュータが最新ではありません]をクリックします。
- アップグレード画面で[OK]をクリックします。
- アップグレードしたVPAを選択し、[詳細]をクリックします。
- [概要] > [処理]からバージョンが正しいことを確認します。
以上でバージョンアップは終了です。