目次
Patch 1とは
本Patch 1は、IWSS 5.6 Windows版 リリース以降に配布された HotFix の内容をすべて含んでいます。
システム要件
IWSS 5.6 のインストール要件に準じます。
最新版ダウンロード
インストール手順
本Patch 1 のインストール手順は次の通りです。
- HTTPサービスおよびFTPサービスが数分間中断されます。あらかじめご注意ください。
- 本Patchパッケージをダウンロードして、コンピュータの任意のフォルダに解凍し、展開します。
- 「iwss56_win_jp_patch1_b1222.exe」を実行します。
- 画面の指示に従ってPatchをインストールします。
予想適用時間
平均10分
検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。
インストールの確認手順
インストールの後に
本リリースで追加されたそのほかの任意の設定については、readme にてご確認ください。
本Patch 1 適用後に、パターンファイルや検索エンジンのアップデートを実行することをお勧めします。
アンインストール手順
本Patch 1 を適用前の状態にロールバック(アンインストール)する手順は以下のとおりです。
- HTTPサービスおよびFTPサービスが数分間中断されます。あらかじめご注意ください。
- すべてのIWSSサービスを停止します。
- 次のフォルダに保存されているバックアップファイルを適切なフォルダにコピーします。
<インストールフォルダ>\tmp\1222 - 「<インストールフォルダ>\about.exe」を実行します。
- すべてのIWSSサービスを起動します。
新機能
本Patchで追加される新機能はありません。
修正される既知の問題
本Patch 1 で修正された既知の問題は以下のとおりです。
項目番号 | 製品Q&A | 問題の内容 |
---|---|---|
1 | - | URLフィルタエンジンにURLを渡す前に、URLパス文字列のパラメータ部分 (?X=xxx&Y=yyy) が削除される問題 本Patchの適用後は、この問題が修正されます。 |
2 | - | 新しいURLカテゴリ「ランサムウェア」がIWSSでサポートされていない問題 本Patchの適用後は、新しいURLカテゴリ「ランサムウェア」がサポートされ、初期設定で該当するプログラムがブロックされるようになります。 |
3 | - | カスタマイズしたレポートの設定を保存できない問題 本Patchの適用後は、この問題が修正されます。 |
4 | - | Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) でRC4暗号が無効になっている場合に、HTTPSを使用してIWSSをControl Managerに登録できない問題 本Patchの適用後は、RC4暗号が無効になっている場合でもHTTPSを使用してIWSSをControl Managerに登録できるようになります。 |
5 | - | IWSSの日本語版オンラインヘルプの手動アンインストールで表示される情報が正しくない問題 本Patchの適用後は、この問題が修正されます。 |
6 | - | iwssd.exeプロセスが予期せず停止する場合があり、IWSSによって保護されているコンピュータでWebサイトにアクセスできなくなることがある問題 本Patchの適用後は、この問題が修正されます。 |
7 | - | ソケットを処理する際に返り値が取得できない場合、iwssd.exeプロセスが予期せず終了し、インターネット接続が繰り返し切断されることがある問題 本Patchの適用後は、この問題が修正されます。 |
8 | - | スマートスキャン (iCRC) のモジュールに起因して、iwssdプロセスが予期せず停止する問題 本Patchの適用後は、IWSSデーモンが予期せず停止することがなくなり、この問題が修正されます。 |
9 | - | [通知]→[FTP検索]→[FTP検索通知] 画面のユーザへの通知メッセージのカスタマイズで、「\n」が改行文字として認識されない問題 本Patchの適用後は、「\n」が改行文字として認識されるようになります。 |
本リリースによる既知の制限事項はありません。
変更されるファイル一覧
本Patch 1 インストールにより次のファイルが変更されます。
ファイル名 | ビルド番号 |
---|---|
about.exe | 1222 |
ICRCHdler.dll | 1222 |
libcurl.dll | 1222 |
libeay32.dll | 1222 |
ssleay32.dll | 1222 |
IWSSPIProtocolFtp.dll | 1222 |
IWSSPIURLFilter.dll | 1222 |
urlfcMapping.ini | 1222 |
customreportset.jsp | 1222 |
En_Main.exe | 1222 |
En_I18N.dll | 1222 |
En_Utility.dll | 1222 |
En_ValidationLib.dll | 1222 |
libapr-1.dll | 1222 |
libcurl.dll | 1222 |
libeay32.dll | 1222 |
ProductLibrary.dll | 1222 |
ssleay32.dll | 1222 |
SSO_PKIHelper.dll | 1222 |
TrendAprWrapperDll.dll | 1222 |
iwssd.exe | 1222 |