2017年3月11日のメンテナンスで、従来の「検索の制限」機能が、 受信保護設定と送信保護設定の両方で「検索除外」機能として一元管理できるようになりました。
検索の制限機能からの変更点
以下の点が変更になりました。
- 設定条件
設定できる条件が増えました。 - 処理
メッセージを拒否、ルールを省略のみから削除、隔離、タイトルへのタグ付け、通知、放置が選択できるようになりました。 - 設定場所
ポリシー内部から独立し、全体の設定となりました。
競合メッセージと対応について
検索の制限機能で実施していた設定は検索除外機能に引き継がれます。
しかしながら複数のポリシーで異なる設定を実施している場合、 以下のような競合のメッセージが表示されます。
以前の検索除外設定の一部が相互に競合しています。初期化する前にFAQをご確認ください。
本メッセージが表示されている場合は、検索の制限機能の設定箇所は削除されておらず、グレーアウトしています。
以下の手順で初期化を実施し、検索除外機能で改めて設定してください。
一度初期化をすると検索の制限機能の設定は確認できなくなります。必ず事前にご確認ください。
再設定方法
- 管理コンソールにて、 [受信/送信保護設定] > [ポリシー] > ポリシーを選択 > [処理] に移動します。
- [検索の制限]の設定を確認します。複数ある場合はすべて確認してください。
- [受信/送信保護設定] > [検索除外] に移動します。
- 画面最下部の「初期化」をクリックして設定を初期化します。初期化すると検索の制限は見えなくなります。
- 手順2で確認した設定を元に、設定を行います。複数ある場合は1つに統一してください。
設定方法はオンラインヘルプの「検索除外処理の設定」をご確認ください。
よくあるご質問
Q1:競合が発生しているときの設定はどうなっていますか。
A1:検索の制限の設定が有効となっています。編集はできません。
Q2:設定確認前に初期化をしてしまいました。以前の設定は確認できますか。
A2:申し訳ございませんが、確認はできません。
Q3:「高度な解析の検索除外」とはなんでしょうか。
A3:高度な脅威解析機能を有効にしている場合、ルールに適合した不審なファイルはクラウドサンドボックスで解析されます。
この際に解析がタイムアウトしたり、何らかの要因でクラウドサンドボックスに送信できなかった場合に、この条件に合致します。