InterScan MSS 7.1 Linux版 を Red Hat Enterprise Linux 7 にインストールする場合、製品 Readme の「既知の制限事項」に記載されているとおり、いくつかの注意点があります。
(1) パッケージのインストール
製品動作に必要なパッケージを yum でインストールしてください。
- glibc.i686
- libattr.i686
- libstdc++.i686
- libgcc.i686
- libuuid.i686
- libxml2.i686
- nss-softokn-freebl.i686
- zlib.i686
- net-tools
- telnet
- bind-utils (bind-libs)
- bc
(2) IPプロファイラをインストールする場合
IPプロファイラをインストールする場合、64-bit の MTA (Postfix や sendmail) と連携するために、32-bit 用のIPプロファイラのライブラリを 64-bit 用のライブラリに置き換える必要があります。詳しくは こちら を参照してください。
(3) MTAイベントの設定
syslog.conf が存在しない場合、管理コンソールのログのクエリで「MTAイベント」をクエリすることはできません。以下のコマンドで rsyslog.conf を syslog.conf としてコピーしてください。
# cp /etc/rsyslog.conf /etc/syslog.conf
コピーされた syslog.conf には、以下のように mail のファシリティに関する設定が少なくとも記述されている必要があります。
mail.* -/var/log/maillog
(4) プログラムのアップデート
InterScan MSS インストール後、最新の Service Pack 2 および Service Pack 2 Patch 1を適用してください。