Relayを有効化するためのポリシーの作成方法
ポリシーの詳細画面上には、Relayを有効化するオプションが存在しませんので、Relayを有効化するポリシーは、Relay有効化済みコンピュータをベースとして作成する必要があります。
- [ポリシー]画面から[新規]-[新規ポリシー]をクリックします。
- 新規ポリシーウィザードが開始されますので、ポリシーの名称として任意の名前を設定し、継承元は「なし」を選択します。
- 「既存のコンピュータの現在の設定を、このポリシーのベースにしますか?」の問いに「はい」を選択します。
- 新規ポリシーのベースにするコンピュータとして、Relayが有効化されているいずれかのコンピュータを選択します。
- 各モジュールの試行設定画面では、ポリシー上で有効化したい機能を「オン」にします。Relayを有効化する目的のみでポリシーを作成する場合、全てオフの状態にします。
- 必要に応じて、ベースとして選択されたコンピュータの各種ルール設定を継承します。Relayを有効化する目的のみでポリシーを作成する場合、全てのチェックを外します。
- [完了]をクリックしてポリシーを作成します。
上記手順で作成されたポリシーを適用したコンピュータは、自動的にRelayが有効化されます。
意図せずRelayが有効化されてしまった場合の対処法
ポリシーの詳細画面上には、Relay有効化のオプションが存在しないため、管理画面上からはどのポリシーを適用すればRelayが有効化されるか判断できません。
誤ってRelayを有効化するためのポリシーを適用し、一度Relayが有効化されてしまったコンピュータは、該当ポリシーの適用を解除してもRelay機能は削除されません。
意図せず有効化されてしまったRelay機能を解除する方法については、オンラインヘルプを参照してください。
ポリシーからRelay有効化属性を解除する方法
- [ポリシー]画面から対象のポリシーを選択し、[エクスポート]-[選択したアイテムをXML形式でエクスポート(インポート用)]をクリックしてXML形式でエクスポートします。
- 対象のポリシーを削除します。
- エクスポートしたXMLファイルを、メモ帳等のテキストエディタで開きます。
-
以下の行を探し、value="true" の部分を value="false" に変更します。
<Setting value="true" name="settings.configuration.relayState"/>
ヒント
上記のパラメータは、AdvancedSettingsフィールドの孫属性として定義されています。
AdvancedSettingsフィールド配下に他のパラメータが存在しない場合、<AdvancedSettings>行から</AdvancedSettings>行までを全て削除する形でも同様の効果を得られます。
- XMLファイルを上書き保存し、[ポリシー]画面の[新規]-[ファイルからインポート]でXMLデータをインポートします。
- 削除済みのものと同一名称でポリシーがインポートされますが、インポート後のポリシーを適用してもRelayは有効化されません。