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弊社製品をご利用の一部環境における2018年1月以降のWindows Updateに関して  

弊社製品をご利用の一部環境における2018年1月以降のWindows Updateに関して

    • 更新日:
    • 7 Sep 2020
    • 製品/バージョン:
    • ServerProtect for EMC Celerra 5.All
    • ServerProtect for NetAPP 5.All
    • ServerProtect for Storage 6.All
    • ServerProtect Ver5 5.All
    • Trend Micro Deep Security 9.All
    • ウイルスバスター コーポレートエディション All.All
    • ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.All
    • ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.X
    • OS:
    • Windows すべて
概要
弊社製品をご利用の環境における2018年1月以降のWindows Updateにおいて、何か確認することがあるのか教えてください。
詳細
Public

目次

概要

マイクロソフト社の2018年1月3日(US時間)以降の新しいセキュリティ更新プログラムより、マイクロソフト社のセキュリティ更新プログラムとウイルス対策製品との互換性を確認するための新しい仕組みがWindows側に実装されます。
本、マイクロソフト社側の変更により、お客さまの環境でWindows Updateが実行されるようにするためには、 Windowsへ新しいレジストリ キーを追加する必要があります。


マイクロソフト社の2018年1月3日(US時間)以降の新しいセキュリティ更新プログラムについては、以下情報も併せてご確認ください。



トレンドマイクロ製品の互換性テスト実施状況

マイクロソフト社の2018年1月3日(US時間)以降に公開された、「Meltdown」と「Spectre」のCPUの脆弱性に対応するためのセキュリティ更新プログラムに対して、 互換性の確認が必要だと想定された弊社製品においては互換性テストを実施しております。
実施状況については下記表を確認ください。



製品名対象
バージョン
テスト結果
ウイルスバスター コーポレートエディション11.0 以降問題なし
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ9.0以降問題なし
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
6.2以降問題なし
ServerProtect for Storage
6.0問題なし
ServerProtect for Windows
5.8問題なし
ServerProtect for EMC Celerra
5.8問題なし
ServerProtect for NetApp
5.8問題なし
Deep Security (Agent / Virtual Appliance)
9.0,9.5, 9.6,10.0 以降問題なし
Trend Micro Safe Lock
2.0問題なし
Trend Micro Virtual Patch for Endpoint
2.0問題なし
Trend Micro Endpoint Sensor
1.6問題なし


トレンドマイクロ製品に特定モジュールを適用する方法

マイクロソフト社側の要件変更により、Windows Update を適用するためには特定のレジストリキーが必要になりました。 本変更は、マシンにインストールされているセキュリティソフトと Windows の更新プログラムとの互換性を確認することを目的としています。
このため、Windows Update を適用するためにはこのレジストリキーの追加が必要となります。
他のセキュリティソフトとの併用、同居を想定していない製品については、各製品毎でレジストリキーを追加するためのモジュールを準備しています。

モジュールの対応状況については下記表をご確認ください。

製品名バージョン備考
ウイルスバスター コーポレートエディション11.0 以降XG Critical Patch (ビルド 1820) および 11.0 Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 6496) で対応済み
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ9.0
9.59.5 Patch 1 (ビルド 1448)で対応済み
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
6.2以降1/13 対応モジュール配信済み
(配信されるまで、1週間程度かかる場合があります。)
ServerProtect for Storage
6.0ServerProtect for Storage 6.0 Critical Patch (ビルド 1165)で対応済み
ServerProtect for Windows
5.8ServerProtect for Windows 5.8 Critical Patch (ビルド 1517)で対応済み
ServerProtect for EMC Celerra
5.8ServerProtect for EMC Celerra 5.8 Critical Patch (ビルド 1516)で対応済み
ServerProtect for NetApp
5.8ServerProtect for NetApp 5.8 Critical Patch (ビルド 1246)で対応済み
Deep Security (Agent / Virtual Appliance)9.0Deep Security 9.0 Service Pack 1 Patch 5 Critical Patchで対応済み
9.5Deep Security 9.5 Service Pack 1 Patch 3 Update 8 Critical Patchで対応済み
9.6Deep Security 9.6 Service Pack 1 Patch 1 Update 14 Critical Patchで対応済み
10.0Deep Security 10.0 Update 6 Critical Patchで対応済み
Trend Micro Safe Lock
1.0
1.1
2.0
Trend Micro Safe Lock Critical Patchで対応済み

Windows Updateを自動的に実行するためのレジストリキーを手動で作成または配布する方法

[トレンドマイクロ製品に特定モジュールを適用する方法]セクションに記載のある通り、他のセキュリティソフトとの併用、同居を想定していない製品については、製品側で順次、対応パッチを用意する予定ですが、[トレンドマイクロ製品の互換性テスト実施状況]セクションの表において互換性テストが完了済みの製品 / バージョンにおいては、下記レジストリキーを手動で登録することも可能です。

お急ぎの場合は、下記キーを手動で追加する事をご検討ください。

また、Active Directoryをご使用の環境においては、グループポリシーを使用して配信することも可能です。配信方法については、Active Directoryの管理者もしくはマイクロソフト社へご確認ください。

  • レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
  • 弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。
  • レジストリの編集前に必ずバックアップを作成することを推奨いたします。バックアップ方法の詳細は、ご使用のWindowsのヘルプをご参照ください。


  • レジストリーキー="HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat"
  • 値の名前 ="cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc"
  • 種類= DWORD (32ビット) 値
  • 値のデータ=0x00000000

よくあるご質問

Q: マイクロソフト社が実施したWindows Update によって、トレンドマイクロの製品がインストールされている環境にどのような事が発生するのでしょうか?

A: Windows Update の適用ができなくなりますが、当社製品そのものの動作に影響がでないことは確認済みです。

各製品の対応状況につきましては[トレンドマイクロ製品の互換性テスト実施状況]セクションをご参照ください。

お急ぎの場合は、手動でWindows Updateカタログから直接セキュリティ更新プログラムをダウンロードして適用する事もご検討ください。手順の詳細については マイクロソフト社へご相談ください。

Q: 今後公開予定の対応モジュールはどのような目的で公開されるのでしょうか?

A: Windows Update の自動実行ができるようにするための対応モジュールを公開予定です。

Q: 対応モジュールの公開予定はいつになりますか?

A: 各製品の公開予定については、[トレンドマイクロ製品に特定モジュールを適用する方法]セクションをご確認ください。
随時、本製品Q&Aの情報を更新させていただきます。

Q: これはトレンドマイクロ製品の不具合ですか?

A: いいえ。 マイクロソフト社の仕様更新による影響です。

Windows Update を自動的に適用するために、特定のレジストリキーを必要とする要件がOS側に新たに加えられました。
これは、PC にインストールされているセキュリティソフトとWindows の更新プログラムとの互換性を確認することを目的としています。
詳細については マイクロソフト社へご相談ください。

Q: 対象となるOSはなんですか?

A: Windows Update の配信対象に依存します。
詳細については マイクロソフト社へご相談ください。

Q: Windows Update の自動実行ができなくなるとは具体的にどのような状態になるのでしょうか?

A: マイクロソフト社にご相談ください。

Q: WSUS(Windows Server Update Services)経由での配信も対象ですか?

A: 対象になると考えられますが Windows Update での配信動作に関連する内容となるため、詳細については マイクロソフト社へご相談ください。

Q: 2018/1/3以降に配信されるWindowsの修正プログラムすべてが、レジストリを追加しないと配信されないのでしょうか?

A: Windows Update での配信動作に関連する内容となるため、詳細については マイクロソフト社へご相談ください。

Q: トレンドマイクロの製品を使用していますが互換性の問題は発生しますか?

A: 互換性の問題は確認されていません。
[トレンドマイクロ製品の互換性テスト実施状況]セクションをご参照ください。

Q: 対応モジュール未適用環境では、Windows Update の実施には何が必要ですか?

A: 以下のいずれかをご検討ください。

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カテゴリ:
Install; SPEC
Solution Id:
1119190
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