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特定の TCP/UDP クライアントポートの使用を制限する方法  

特定の TCP/UDP クライアントポートの使用を制限する方法

    • 更新日:
    • 7 Jun 2019
    • 製品/バージョン:
    • InterScan Web Security Virtual Appliance All.All
    • OS:
    • Virtual Appliance すべて
概要
InterScan Web Security Virtual Appliance 6.5(以降、IWSVA) にて、特定の TCP/UDP クライアントポートを使用させないようにできますか。導入している既存のファイアウォールのルールで「特定のクライアントポートを使用する TCP/UDP 通信をブロック」しており、可能なら IWSVA 側で対応したいです。
詳細
Public
IWSVA では、1度に発行できる TCP 接続要求数の向上のため、1024番から65535番までの範囲をクライアントポートとして使用しています。一方で、以下の手順を実施し、特定の TCP/UDP クライアントポートの使用を制限することも可能です。
 
1. IWSVA の Linux コンソールに root ユーザでログインします。
2. /etc/sysctl.conf をバックアップしたのちに vi で開きます。
# cp /etc/sysctl.conf /etc/sysctl.conf.org
# vi /etc/sysctl.conf
3.末尾に以下の1行を追加します。
(例1)2000番、2010番、2020番ポートを除外する場合
net.ipv4.ip_local_reserved_ports=2000,2010,2020
(例2)2030番から2050番までのポートを除外する場合
net.ipv4.ip_local_reserved_ports=2030-2050
(例3)例1と例2をまとめて適用する場合
net.ipv4.ip_local_reserved_ports=2000,2010,2020,2030-2050
4.ファイルを保存し、sysctl -p で設定を反映します。
# sysctl -p
なお、IWSVA が使用する LISTEN ポート番号一覧につきましては、こちらの Q&A をご参照ください。
 
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評価:
カテゴリ:
機能/仕様; 操作方法/設定
Solution Id:
1120287
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