Deep Discovery Inspector(以下DDI)とTrend Micro Control Manager(以下TMCM)を連携して、不審オブジェクトの同期をしています。
この環境で、TMCMのバージョンアップ作業を予定していますが、作業中にDDIで作成された不審オブジェクトはTMCMに送信されるのでしょうか。
TMCMのバージョンアップ中は、TMCMの関連サービスが停止するため、一時的に不審オブジェクトやログの送信ができなくなり、TMCMとDDIの保持する情報に不整合が生じることがあります。
以下の手順に沿ってTMCMのバージョンアップ作業を進めることで、TMCMとDDIの情報の同期を行うことができます。
1.TMCMサーバ上で「World Wide Web Publishing Service」サービスを停止します。
2.TMCMでバージョンアップ作業を実施します。
3.TMCMのバージョンアップ完了後、DDI の管理コンソールを開き、[管理]>[システムメンテナンス]>[電源オフ/再起動]画面に移動し、システムの再起動を実施します。
4.再起動後、DDIは未送信のログと不審オブジェクトをTMCMに送信します。