トレンドマイクロのセキュリティ製品を Windows Server 2019にインストールしても、Windows Server 内のセキュリティセンターの「ウイルスと脅威の防止」内に製品が表示されません。
トレンドマイクロ製品の運用にセキュリティ上の影響はありますか。
この問題について
Windows Server 2019にトレンドマイクロの以下、セキュリティ製品をインストールしても、セキュリティセンター上に製品名が表示されないことが確認されております。
- ウイルスバスター コーポレートエディション XG Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 5338)
この動作は、Windows Server 2019 のセキュリティセンター側の問題により発生しており、以下のような表示となります。
この状況について確認をおこないましたところ、インストール直後の状態においては、トレンドマイクロのセキュリティ製品は正常に動作しているのにもかかわらず、Windows Defender が有効な状態のまま2つのセキュリティ製品が二重起動した状態となります。
以下の表示状態になりますが、これは Defender が動作しているためです。
トレンドマイクロのセキュリティ製品においては、Windows Defender 等の他のセキュリティ製品が二重起動している場合、動作やパフォーマンスに影響を与える場合があるため、推奨いたしません。
対処方法
通常、トレンドマイクロのセキュリティ製品をインストールすると Windows Defender は自動で終了します。
今回、Windows Server 2019で Windows Defender を終了し、トレンドマイクロのセキュリティ製品のみを稼働するためには、一度、Windows Server 2019 を再起動する必要があります。
ただし、再起動後は、以下のようにエラーが表示されます。
その他
Windows Defender が停止しており、トレンドマイクロの製品が正しく起動している場合、セキュリティに問題はありません。
本問題の根本的な修正についてはマイクロソフト社のプログラム修正をお待ちください。