2019年7月29日にトレンドマイクロのアップデートサーバに公開の以下パターンにより、本事象は修正されています。
- プログラム検査監視パターンファイル:バージョン 283017
Apex Oneまたは、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) XG Service Pack 1 Critical Patch 5383 適用環境で Windows Update 後、Office 関連のファイルなどを開くのに時間がかかる事象について教えてください。
発生する事象について
発生条件について
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Apex One、またはウイルスバスター Corp. XG Service Pack 1 Critical Patch 5383 適用環境
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Windows 10 環境
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2019/07/10 以降に Windows Update を実施した環境
Apex Oneまたは、Critical Patch 5383 を適用済みの環境については、念のため Windows Update を実施しないようお願いします。
修正について
2019年7月29日にトレンドマイクロのアップデートサーバに公開の以下パターンにより、本事象は修正されています。
- プログラム検査監視パターンファイル:バージョン 283017
事象が発生している場合、プログラム検査監視パターンファイル、バージョン 283017 以降がApex Oneエージェント、あるいはウイルスバスター Corp. クライアントに配信されているか、まずご確認ください。
プログラム検査監視パターンファイル、バージョン 283017 以降をApex Oneエージェント、ウイルスバスター Corp. クライアントに配信しても事象が回避しない場合、下記[ワークアラウンドについて(暫定)]に記載の手順をお試しください。
ワークアラウンドについて(暫定)
まずは【方法1】で事象が改善されるかご確認ください。改善されない場合は【方法2】をお試しください。
【方法1】挙動監視設定で除外を実施
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Corp.サーバの Web コンソールから [クライアント] - [クライアント管理] - [設定] - [挙動監視設定] で 除外タブを開きます。
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fontdvhost.exe を承認済みリストに追加します。初期値は「C:\Windows\System32\fontdrvhost.exe」ですが、環境により異なる場合があるので fontdrvhost.exe のフルパスをご確認ください。
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保存 をクリックしてクライアントへ設定を配信します。※環境によっては設定が配信されるまで数分程度時間がかかる場合があります。
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Corp.クライアントのドライバをロードするため、クライアント OS を再起動します。
除外設定を実施後も事象が改善しない場合は【方法2】をお試しください。
【方法2】挙動監視機能の各設定を順番に無効化
切り分けとしてWeb 管理コンソール[クライアント] - [クライアント管理] - [設定] - [挙動監視設定] にて、下記赤枠の設定を順番に無効化していくことで状況が改善されるかご確認ください。
[不正プログラム挙動ブロック]を無効にする事で、以下影響がある点にご留意ください。
- リアルタイム検索の[挙動監視メモリ検索]が無効となります。
- 機械学習型検索の検知率が低下する場合があります。