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ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法  

ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法

    • 更新日:
    • 17 Feb 2022
    • 製品/バージョン:
    • Apex One
    • Apex One 2019.All
    • OS:
    • Windows すべて
概要
バージョンアップを検討していますが、管理しているクライアントの台数が多く、ネットワーク帯域の負荷が気になります。ネットワークにかかる負荷を軽減/抑制しバージョンアップする方法を教えてください。
詳細
Public
Trend Micro Apex One(以下、Apex One)サーバのバージョンアップ前に、設定を実施することで、ウイルスバスターCorp. クライアントを段階的にバージョンアップすることができます。
 
これにより、ネットワークにかかる負荷を軽減/抑制することができます。
 
実施手順は以下の通りです。
 

作業手順

 
 
 

Step 1クライアントプログラムのアップグレードとHotFixの配信を禁止する

 

 
バージョンアップ前のバージョンのウイルスバスターCorp. サーバで以下の手順を実施します。
 

バージョンアップ前がウイルスバスター Corp. 11.0、XG の場合

 

  1. ウイルスバスターCorp.サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [クライアント] > [クライアント管理] より、ルートドメインを選択します。
    (各クライアントまたは各ドメインを選択することもできます。)
     

     
     
  3. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  4. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  5. [その他の設定] タブより、以下の設定にチェックを入れ [すべてのクライアントに適用] ボタンをクリックします。
    保存後、設定がウイルスバスターCorp.クライアントへ配信されます。
     

     
     
      XG SP1以降では、「パターンファイル」、「パターンファイル、エンジン、ドライバ」を選択します。
     
     
 
 
 

Step 2サーバのバージョンアップを実施する

 

サーバのバージョンアップ方法については、以下の製品Q&Aのページをご参照ください。

既存のサーバにてバージョンアップを実施する場合、以下の製品Q&Aをご参照ください。

新しいサーバに最新バージョンのウイルスバスターCorp. を適用し、設定/クライアントの移行を実施しバージョンアップする場合、以下の製品Q&Aをご参照ください。

本バージョンアップの方法を実施する場合、新しいサーバに最新バージョンを適用後、 新しいサーバにてSTEP1を実施いただく必要があります。

 

 
 

Step 3任意のクライアントにクライアントプログラムを配信する

 


Step 2の操作により、ウイルスバスターCorp.サーバはApex Oneサーバにバージョンアップされます。
 
しかしながら、ウイルスバスターCorp.クライアントには、 「クライアントプログラムのアップグレードとhotfixの配信を禁止」 の設定が反映されているため、バージョンアップされていません。

以下の手順にて、任意のウイルスバスターCorp.クライアントまたはドメイン (複数可能) から段階的にバージョンアップを開始します。
 
 

Apex One 2019 にバージョンアップする場合

 

  1. Apex One サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [アップデート] > [エージェント] > [自動アップデート] に移動して、
    次のオプションが有効であることを確認します。
     
     - Apex Oneサーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
      ただちにエージェントのコンポーネントのアップデートを開始する
     
     - 再起動時、またはApex Oneサーバへの接続時にコンポーネント
      アップデートの開始を許可する (スタンドアロンモードのクライアントを除く)
     

     
  3. [エージェント] > [エージェント管理] より、任意のApex One セキュリティエージェント
    またはドメイン (複数可能)を選択します。
     

     
     
  4. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  5. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  6. [その他の設定] タブより、「すべてのコンポーネント(HotFixとクライアントプログラムを含む)」を選択します。


     
  7. Apex One サーバ/エージェント間で
    アップデートを実施したタイミングで、バージョンアップが開始されます。

    ただし、以下の条件をすべて満たす場合は、手順6の操作を実行した後、
    自動的にバージョンアップが開始されます。
     
    • [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] 内の
      以下オプションが有効

        Apex Oneサーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
        ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
    • 手順3にて、ドメインまたはルートドメインを選択
    • 選択したドメイン内のApex One セキュリティエージェントの
      ステータスがオンライン

     
    詳細については、Apex One 2019 のインストールガイドP103の手順10
    「バージョンアップ結果を確認します。」 をご確認ください。
     
  8. Apex One セキュリティエージェントのバージョンアップ確認後、別のクライアントまたはドメインのバージョンアップを同様の手順(手順3から)実施します。
  • バージョンアップが行われていないウイルスバスター Corp.クライアントが存在する場合、最新バージョンのPatchやCritical Patchを適用することができないため、セキュリティリスクがございます。
     
    そのため、以前のバージョンのウイルスバスター Corp. クライアントについては、可能な限り短期間で移行いただけるようお願いいたします。
  • パターンファイルについては、以前のバージョンのウイルスバスター Corp.クライアントにも配信が行われるため、一時的なセキュリティは保たれます

 

  1. また、以下の製品Q&Aページより、Apex One セキュリティエージェントの
    バージョンアップが正常に終了したことをご確認ください。
 
 
 
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カテゴリ:
機能/仕様; 操作方法/設定
Solution Id:
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