Windows 10 May 2019 Update (Windows 10 Version 1903) 以降の環境にて、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp. ) クライアントおよびTrend Micro Apex One(以下、Apex One)エージェントによる、OSの再起動要求が繰り返し発生する事象について教えてください。
2019年7月31日に、「ウイルスバスター コーポレートエディション」の後継となる新製品「Trend Micro Apex One」が公開されました。
本製品Q&Aにて、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) として記載のあるものは、 基本的には、Trend Micro Apex One(以下、Apex One)でも同様となります。
発生する事象について
Apex Oneセキュリティエージェントやウイルスバスター Corp. クライアントがインストールされた場合、Windows Security Center (WSC)により、Windows Defenderが無効化されます。
これは、セキュリティソフトウェア同士の予期せぬコンフリクトを防ぐための措置となります。
しかし、Windows 10 May 2019 Update 以降を適用後や、Apex Oneやウイルスバスター Corp. のバージョンアップを行った後、 このWindows Security Center (WSC)による、Windows Defenderの無効化が正常に動作しない場合がある事が確認されています。
その場合、Apex One/ウイルスバスター Corp. によるOS 再起動要求が繰り返し発生する場合があります。
回避策について
ApexOne/ウイルスバスター Corp. それぞれで、コンソールにて「再起動が必要」というメッセージが繰り返し表示される事象の回避策について修正が追加されています。
- Apex One Patch 3 (ビルド 8378) 以降
- ウイルスバスター コーポレートエディション XG Service Pack 1 Patch 3 (ビルド 5684) 以降
Windows Defenderを無効に設定する方法につきましては、Microsoft 社にお問い合わせください。