システムログ表示ツールを使用することにより、システムログを表示・保存することができます。Network VirusWall Enforcer のシステムログ表示ツールは、Network VirusWall Enforcer でログエントリが作成された時点でリアルタイムにシステムデバッグログ情報を表示する、スタンドアロンアプリケーションです。システムログ表示ツールを使用して、システムデバッグログエントリを表示し、ログをテキストファイルに保存します。
システムログには、トラブルシューティングに役立つ情報が含まれます。Network VirusWall Enforcer で問題が発生し、トレンドマイクロサポートセンターに問い合わせた場合、システムログの確認を求められる場合があります。
システムログ表示ツールは、システムログを送信するように設定されたコンピュータ上でのみ実行することができます。
システムログ表示ツールの使用方法
1. Network VirusWall Enforcer の管理コンソールにログインします。
2. 左側のメニューから [ログ] → [ログの設定] をクリックします。
3. [プライマリSyslogサーバへログを送信] チェックボックスをオンにします。
4. [サーバIPアドレス] 欄へシステムログを受け取るコンピュータの IP アドレスを入力します。
5. [ポート] は初期設定 (514) のままにします。
6. 必要に応じてセカンダリ Syslog サーバの設定も行います (プライマリ/セカンダリ Syslog サーバの両方へ同じ Syslog 情報が出力されます)。
[Trend Micro Network VirusWall システムログ表示ツール] 画面が開きます (TMNVW.EXE は、Network VirusWall Enforcer の CD-ROM/USB または最新版ダウンロードページから入手できます。最新版ダウンロードページから入手したい場合、関連リンクよりアクセスしてください)。Network VirusWall Enforcer 3.x 用のシステムログ表示ツールでは、最初にプロトコルの選択画面が表示されますので、使用するIPプロトコル (IPv4 / IPv6) のチェックを入れ、[OK] をクリックします。
8. システムログの表示を開始するには、をクリックします。ログエントリがメイン画面に表示されます。
9. ログを保存するには、 [ファイル] > [ファイルへの取り込み] の順にクリックします。拡張子付きファイル名を入力し、ファイルの保存場所を選択した後、 [保存] をクリックします。
※ 保存先のファイル名を指定してからログの表示を開始します。
※ 既に表示されているログを保存したい場合は、表示されているログをメモ帳などのテキストエディタへコピーして保存して下さい。
Network VirusWall Enforcer がログエントリを生成すると、追加されたログエントリがシステムログ表示ツールに追加されます。
10. システムログ表示ツールがログエントリを受け取らないようにするには、をクリックします。