InterScan Messaging Security Suite 9.1 Linux版 および InterScan Messaging Security Virtual Appliance 9.1 における仕様や設定に関しては、こちら を参照してください。
IPプロファイラ機能について、よくご質問いただく内容についてご案内します。
1.IPプロファイラとはどのような機能を提供しますか。
トレンドマイクロの提供するクラウドサービス機能で、効率的なスパムメール対策を提供します。
ご利用いただく企業独自のレピュテーションサービスや、DHA(Directory Harvesting Attack)、バウンスメールアタックをブロックするための機能を提供します。
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2.IPプロファイラの返す応答コードは同のようなものがありますか。
各設定項目における「処理」の設定内容に応じて、下記の応答コードを前段MTAに返します。
一時的にブロック : 421
常にブロック : 554
3.IPプロファイラは、どのように拒否するIPアドレスを登録しますか。またそれらのIPアドレスを手動で登録、編集することはできますか。
IPプロファイラでは、下記のカテゴリごとに設定する監視期間、比率などに基づき、そのしきい値を超えた配送元の前段MTAを、自動的にブロックリストへ登録します。
・スパムメール
・ウイルス
・DHA攻撃
・バウンスメール
InterScan MSS では、管理コンソールの「IPフィルタ」>「ルール」より設定できます。
また、ブロックリストについては、手動で登録や削除、拒否設定の編集などを行うことが可能です。
InterScan MSS では、管理コンソールの「IPフィルタ」>「ブロックリスト」よりブロックリストを編集できます。
4. IPプロファイラによりブロックしているIPアドレスからの接続は、どのぐらいの期間ブロックされ続けますか。また、その期間を変更することはできますか。
IPプロファイラのブロックリストから手動で削除を行うまで、IPプロファイラはそのIPアドレスからの接続に対して、設定内容に基づき拒否を行ないます。
そのため、ブロックする期間を変更することもできません。
IPプロファイラの機能により接続を拒否する場合、配送先である前段MTAのIPアドレスがIPプロファイラのブロックリストに登録されます。
登録を行なうまでに、しきい値を超えるか否かを評価する監視期間を設定することはできますが
一度登録されたIPアドレスは、手動でブロックリストより削除するまで常にブロックされます。
InterScan MSS では、管理コンソールの「IPフィルタ」>「ブロックリスト」よりブロックリストを編集できます。