ここではFAQ 1303068に加え、Control Manager/Apex Centralにて修正モジュール(Service Pack, Patch, HotFix)の適用に失敗する場合の調査に必要な情報取得方法について解説します。
このFAQはCDTが使用できない環境を想定した手順となります。CDTを使用できる場合についてはFAQ 1303068から手順をご確認ください。
※可能な限りCDTで情報を取得していただく事を強くお勧めします。
Control Manager/Apex Centralにて修正モジュール(Service Pack, Patch, HotFix)の適用に失敗する場合、FAQ 1303068に加え以下の内容にしたがって情報を取得してください。
*インストールの形態によっては作成されないものもあります。
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取得いただきたい情報
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■ Control Manager/Apex Centralの設定ファイル
- <install_dir>¥COMMON¥TMI¥TMI.cfg
- <install_dir>¥Control Manager¥SystemConfiguration.xml
- <install_dir>¥Control Manager¥EntityEmulator.xml
- <install_dir>¥Control Manager¥DataSource.xml
- <install_dir>¥Control Manager¥schema.xml
- <install_dir>¥COMMON¥ccgi¥commoncgi¥config¥CCGI_Config.xml
*<install_dir> は初期設定で C:¥Program Files¥Trend Micro (64bit環境では C:¥Program Files (x86)¥Trend Micro)です。
・Apex Central
- C:¥ApexCentral_Installationフォルダ配下
⇒Apex Centralではインストール時にこのフォルダに関連ログがzip形式で自動生成されます。
・Control Manager
※Service Pack, Patch, HotFixで生成されるログファイルは都度異なる場合がありますので、以下に該当するファイルがある場合、全てを取得してください。
- C:¥TMCM_Install.log
- C:¥TMHotFix.log
- C:¥TMPatch.log
■その他C:\直下に生成されるログファイル
特にControl Managerの場合、C:\直下にインストール時のログが複数生成される場合があります。
(Apex Centralの場合はzipでCDT内にまとめられますが、TMCMにはまとめる機能がありません。)
その為、問題発生時付近に生成されたC:\配下のログファイルは取得可能なものは全て取得してもらって下さい。
■ イベントログ
(1) イベントビューアを開きます。
(2) システムログ、アプリケーションログ、セキュリティログ をそれぞれ右クリックし、
[ログファイルの名前を付けて保存] を選択して、
それぞれ、Application.evt, Security.evt, System.evt のような名前で保存します。
■ OSのシステム情報
(1) [ファイル名を指定して実行] に msinfo32 と入力します。
(2) 表示されるシステム情報のウィンドウの [ファイル] >> [上書き保存] をクリックし、
例えば、msinfo32.NFO のような名前で保存します。