注意:InterScan Messaging Hosted Securityは、2010年7月23日より Trend Micro Hosted Email Security (HES) に名称を変更しております。
以下の状況で問題が発生します。
[設定例]
"Password protected "ルール:
- インターセプト:メッセージをインターセプトしない
- 変更:件名にタグを挿入
上記ルール設定で、パスワード保護されたファイルが添付されたメッセージを1通受信しました。その後、「脅威の概要」レポートを確認すると、以下のように2つの項目でメッセージ数がカウントされます。
- その他:1
- クリーン:1
一方、「トラフィックの合計」レポートでは本メッセージは「1通」としてカウントされるため、受信メッセージ数が合致しません。あるメッセージがルールに適合し、かつ最終的にそのメッセージが配信された場合、この現象が発生します。
上記の例では、メッセージが "Password protected "ルールに適合することにより、"その他" カウンタが 「1」 上がります。IMHSはスタンプ処理を実行していますが、最終的にはこのメッセージは配信されています。これにより"クリーン"カウンタが「1」上がっています。
同様に、例えば、1通のスパムメールがルールに適合し、かつその処理が削除や隔離でない場合、最終的にはそのメッセージは配信されるため、その結果、レポート上では、"スパム"と"クリーン"カウンタが、それぞれ1ずつ上がります。
これは現在の仕様となります。