ビジネスサポートポータルアカウントでログイン
Trend Micro Control Manager から検索エンジンを配信する場合の注意事項  

Trend Micro Control Manager から検索エンジンを配信する場合の注意事項

    • 更新日:
    • 12 Jun 2020
    • 製品/バージョン:
    • Apex Central 2019
    • ServerProtect for Linux 3.0
    • Trend Micro Control Manager 6.0
    • Trend Micro Control Manager 7.0
    • OS:
    • Linux すべて
    • Windows すべて
概要
ServerProtect for LinuxをTrend Micro Control Manager (以下、Control Manager) へ登録後、Control Managerのコンポーネントのアップデートが行われる前にServerProtect for Linux の検索エンジンが配信されるとリアルタイム検索のプロセス(vsapiapp)が停止したまま起動しないか、システムがハングアップして応答しません。
また、パターンの配信は成功するものの、ServerProtect for Linux のシステムログに「ActiveUpdate successfully downloaded the patch files. Patch update is now in progress」と言うメッセージが記録されていました。
詳細
Public

2019年7月に「Trend Micro Control Manager 」の後継となる新製品「Trend Micro Apex Central」が公開されました。
本製品Q&Aにて、Control Managerとして記載のあるものは、 基本的には、Trend Micro Apex Central(以下、Apex Central)でも同様となります。

Control ManagerへServerProtect for Linux を登録直後にServerProtect for Linuxの検索エンジンをアップデートすると、リアルタイム検索のプロセス(vsapiapp)が停止したまま起動しなくなるか、システムがハングアップして応答しなくなる可能性があります。
 
この事象は以下の条件すべてに該当する場合に発生します。

・ ServerProtect for Linux をControl Managerへ登録後、Control Managerの予約アップデート、または手動アップデートが一度も行われていない場合。もしくは、予約アップデートや手動アップデートを行った際にアップデート対象のコンポーネントが全て最新になっておりダウンロードされなかった場合。

・ 登録したServerProtect for Linuxより新しいバージョンの検索エンジンをControl Managerが保持している場合。

この事象はServerProtect for Linuxの登録時点において、アップデートに必要となるファイルがControl Managerに登録されていないために発生します。

<対処>

この事象が発生した場合は、以下のコマンドを実行し、手動でvsapiappプロセスを起動してください。

# /etc/rc.d/init.d/splx restart

システムがハングアップした場合、システムを強制的に再起動すれば正常に稼働します。

<回避方法>

この事象の発生を回避するためには、ServerProtect for Linux をControl Managerへ登録後、以下の手順でアップデートに必要となるファイルをダウンロードしてからServerProtect for Linuxへの配信を実施します。

1. Control Managerの製品ディレクトリ上で、ServerProtect for Linuxが正常に登録されていることを確認します。

2. Control Managerの手動アップデート機能によって、以下項目を選択しをダウンロードします。
  • Control Manager 6.0の場合
[製品プログラムおよびウィジェットプール]-[すべての製品プログラム]
  • Control Manager 7.0の場合
[プログラムアップデートおよびウィジェットプール]-[Server Protect for Linux]
  • Apex Central 2019の場合
[プログラムアップデート]-[Server Protect for Linux]
 
3. 自動配信(配信計画)設定は「配信しない」を選択します。

4. 手動アップデートが正常に完了したら、Control Managerサーバの.¥Control Manager¥WebUI¥download¥activeupdate配下に以下のファイルが存在する事を確認します。

¥splx3¥splx3\libaction.zip

ヒント

手動アップデートではなく、手動アップデートモジュールを使用してコンポーネントのアップデートを行った場合は、\activeupdate\package\libaction.zip が存在することを確認してください。

5. 上記ファイルの存在を確認後、ServerProtect for Linuxへパターンファイルもしくは検索エンジンを配信します。

Premium
Internal
Partner
評価:
カテゴリ:
アップデート/配信
Solution Id:
1303759
ご提案/ご意見
このソリューションはお役に立ちましたか?

フィードバックありがとうございました!


*こちらに技術的なご質問などをいただきましてもご返答する事ができません.

何卒ご了承いただきますようお願いいたします.


To help us improve the quality of this article, please leave your email here so we can clarify further your feedback, if neccessary:
We will not send you spam or share your email address.

*This form is automated system. General questions, technical, sales, and product-related issues submitted through this form will not be answered.


ユーザーガイド