概要
InterScan Messaging Security Suite(以下、InterScan MSS) 7.0は、うるう秒に対応していますか。
詳細
InterScan MSS7.0では、その影響に関し以下のとおり確認しています。
Windows版、Linux版、Solaris版の各プラットホームは、OSの初期設定では「8時59分60秒」の値が返されないため、うるう秒による影響が発生することはありません。ただし、Linux版ではOSの設定を以下の設定にしている場合のみ、うるう秒が返されます。うるう秒が返された場合、製品の一部機能に影響が発生します。
■発生条件
下記の条件を全て満たしている場合に影響が発生します。
・うるう秒の情報を含むtzdataパッケージがインストールされており、NTP設定が無効に設定されている。
・タイムゾーンが”right/Asia/Tokyo”等の”right/”から始まるものに設定されている*
* OSのインストール時にAsia/Tokyoを選択した場合は、right/を含まないAsia/Tokyoが設定されています。
■影響範囲
管理コンソールからのログや隔離/アーカイブのクエリ、エンドユーザメール隔離コンソールからのクエリで、「8時59分60秒」のレコードが検索できません。
※OS上でntpによる時刻同期を行っている場合においても、OSがうるう秒の値を返さない設定になっている限り「8時59分60秒」の値を返すことはなく、うるう秒に起因する影響は発生しません。
Windows版、Linux版、Solaris版の各プラットホームは、OSの初期設定では「8時59分60秒」の値が返されないため、うるう秒による影響が発生することはありません。ただし、Linux版ではOSの設定を以下の設定にしている場合のみ、うるう秒が返されます。うるう秒が返された場合、製品の一部機能に影響が発生します。
■発生条件
下記の条件を全て満たしている場合に影響が発生します。
・うるう秒の情報を含むtzdataパッケージがインストールされており、NTP設定が無効に設定されている。
・タイムゾーンが”right/Asia/Tokyo”等の”right/”から始まるものに設定されている*
* OSのインストール時にAsia/Tokyoを選択した場合は、right/を含まないAsia/Tokyoが設定されています。
■影響範囲
管理コンソールからのログや隔離/アーカイブのクエリ、エンドユーザメール隔離コンソールからのクエリで、「8時59分60秒」のレコードが検索できません。
※OS上でntpによる時刻同期を行っている場合においても、OSがうるう秒の値を返さない設定になっている限り「8時59分60秒」の値を返すことはなく、うるう秒に起因する影響は発生しません。
■回避方法
・うるう秒の情報を含んでいないTZDATAに変更するか、NTPを設定してください。
なおntpdがデフォルトのSTEPモードで動作している場合、NTPを設定すると、8時59分59秒と8時59分60秒のログがどちらも8時59分59秒として出力されます。ntpdがSLEWモードで動作している場合は、特に意識する必要はございません。
なおntpdがデフォルトのSTEPモードで動作している場合、NTPを設定すると、8時59分59秒と8時59分60秒のログがどちらも8時59分59秒として出力されます。ntpdがSLEWモードで動作している場合は、特に意識する必要はございません。