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うるう秒への対応について  

うるう秒への対応について

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • InterScan Messaging Security Suite 7.0
    • OS:
    • Linux すべて
    • Windows すべて
概要
InterScan Messaging Security Suite(以下、InterScan MSS) 7.0は、うるう秒に対応していますか。
詳細
Public
InterScan MSS7.0では、その影響に関し以下のとおり確認しています。

Windows版、Linux版、Solaris版の各プラットホームは、OSの初期設定では「8時59分60秒」の値が返されないため、うるう秒による影響が発生することはありません。ただし、Linux版ではOSの設定を以下の設定にしている場合のみ、うるう秒が返されます。うるう秒が返された場合、製品の一部機能に影響が発生します。

■発生条件
下記の条件を全て満たしている場合に影響が発生します。
 ・うるう秒の情報を含むtzdataパッケージがインストールされており、NTP設定が無効に設定されている。
 ・タイムゾーンが”right/Asia/Tokyo”等の”right/”から始まるものに設定されている*

* OSのインストール時にAsia/Tokyoを選択した場合は、right/を含まないAsia/Tokyoが設定されています。

■影響範囲

管理コンソールからのログや隔離/アーカイブのクエリ、エンドユーザメール隔離コンソールからのクエリで、「8時59分60秒」のレコードが検索できません。

※OS上でntpによる時刻同期を行っている場合においても、OSがうるう秒の値を返さない設定になっている限り「8時59分60秒」の値を返すことはなく、うるう秒に起因する影響は発生しません。

■回避方法
・うるう秒の情報を含んでいないTZDATAに変更するか、NTPを設定してください。

なおntpdがデフォルトのSTEPモードで動作している場合、NTPを設定すると、8時59分59秒と8時59分60秒のログがどちらも8時59分59秒として出力されます。ntpdがSLEWモードで動作している場合は、特に意識する必要はございません。
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評価:
カテゴリ:
機能/仕様; 操作方法/設定
Solution Id:
1303813
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