AgentMigrateTool.exeを使用して、Trend Micro Control Manager(以下、Control Manager)/ Trend Micro Apex Central(以下、Apex Central)/ Trend MicroManagement Communication Protocol(以下、MCP)エージェントを移行する際に必要となる通信について説明いたします。
通信の種類 | 要件 | ポート番号 |
---|---|---|
移行元サーバと移行先サーバの通信 |
移行先サーバから移行元サーバのWindows管理共有(C$, ADMIN$など)にアクセスできる必要があります。 |
UDP 137/138, TCP 139, TCP 445 |
移行元のSQL Serverと移行先サーバの通信 |
移行先サーバから移行元サーバのデータベースを保持するSQL Serverインスタンスへ接続できる必要があります。 |
ネットワークライブラリの設定による。 |
移行先サーバとControl Managerエージェントの通信 |
移行先サーバからControl Manager エージェントがインストールされたコンピュータのWindows管理共有(C$, ADMIN$など)にアクセスできる必要があります。 |
UDP 137/138, TCP 139, TCP 445 |
移行先サーバとMCPエージェントの通信 |
運用時のControl Managerサーバ/ MCPエージェント間の通信と同様の通信が必要です。 |
- AgentMigrateTool.exeを使用して移行が可能なControl Manager エージェントは、Windows環境で動作するエージェントのみです。Unix環境ではMCPエージェントのみ移行可能です。
- Apex CentralではAgentMigrateTool.exeを使ってLinuxベースのエージェントの移行もサポートします。
- 移行元Control Manager サーバと同居しているControl Manager エージェントを移行することはできません。