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ウイルス駆除に失敗した場合  

ウイルス駆除に失敗した場合

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • その他 .
    • OS:
    • Windows すべて
概要
ウイルス駆除を行いましたが、結果が「失敗」となりました。どのような原因が考えられますか?
詳細
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まず、ウイルスバスターのデフォルトでは「駆除」に失敗した場合「隔離」処理を行います。「隔離」した状態から「削除」を行いますと元ファイルを回復させることはできません。「隔離」した状態であればウイルスが活動することはありませんので慌てず、まずファイルをお確かめの上で処理を行ってください。


製品の機能で「駆除できない」旨が表示されるには以下の可能性が考えられます。

    1. 駆除処理が不要なウイルスの場合
    いわゆる「トロイの木馬」や「インターネットウイルス」など感染行動を伴わない不正プログラムは駆除できません。これらは独立した一個のプログラム(ウイルスがファイルに「感染」しているのではなく、ファイル自身がウイルス)であるため、ファイルごとの削除により対応となります。「トロイの木馬」「ワーム」は弊社製品ではウイルス名の頭が「TROJ_」「WORM_」もしくは「JOKE_」、「インターネットウイルス」は「ATVX_」「JAVA_」となっているものが多いです。
    任意のファイル感染型ウイルスに関して、その駆除が可能かどうかは、製品によっては「ウイルス情報」の表示で確認できます。

    ウイルスの種類によっては元ファイルの内容を壊して感染するものがあります。このように、元ファイルの内容が壊されてしまっている場合、駆除は行えません。

    「VBS」「JavaScript」などのスクリプトウイルスも構造上駆除が行えないものが多くあります。スクリプトウイルスは弊社製品ではウイルス名の頭が「VBS_」、「JS_」となっているものが多いです。

    2. Windows Me/XP のシステム復元機能によりバックアップされたデータ
    詳しくは下記ソリューションをご参照ください。
    WindowsMe/XP の「_restore」/「PCHEALTH」フォルダから何度もウイルスを発見してしまう

    3. ウイルスの亜種などのため駆除パターンが適用できない
    ウイルスの駆除はパターンファイル内の駆除ルールに従って行われます。
    新種ウイルスやウイルスの一部を改変したような亜種である場合、既存の駆除ルールが適用できず駆除に失敗してしまう場合があります。
    特にマクロウイルスは亜種の作成が容易なため、このような場合が多々見られます。また、ウイルスが正常な感染に失敗している場合も駆除に失敗してしまうことがあります。
    このような場合は、手動により駆除することが必要になります。
    また、駆除ルールが存在している場合もウイルスバスターのバージョンによってはうまく駆除が行えない場合があります。
    できる限り最新のモジュール・パターンをご導入ください。

    4. 他社製ワクチンソフトで駆除済みの場合
    各ワクチンメーカーによって駆除の方法論が異なるため、あるワクチンでウイルス駆除を行ったファイルを他社製ワクチンで検索した場合、前のワクチンが残したウイルスの痕跡をウイルスとして発見してしまう場合があります。
    この場合、すでにウイルス自体は駆除されてしまっているので駆除に失敗してしまいます。
    この場合、当該ファイルを保存し直すことによって無効マクロなどが消え、回避できることがあります。

    5. 誤警告(FalseAlarm)の場合
    誤警告はファイル内に偶然ウイルスパターンと同じコードが存在するために起こるものであり、最も一般的なウイルス検索手法である「パターンマッチング」方式において、しばしば発生する現象です。
    誤警告の場合、実際にはウイルスは感染しておりませんので駆除にも失敗してしまいます。
    「パターンマッチング」方式とはコンピューターウイルスの持つ特徴的なコードをウイルス識別パターン(=ウイルスパターン)として登録し、検査ファイル内に同じコードが存在するかどうかを比較調査してウイルス感染を識別するものです。
    従ってこの誤警告を回避するにはパターンファイル自体を変更する必要があります。

    6. 検索エンジンとウイルスパターンファイルのバージョン不適合
    新しいパターンファイルには最新検索エンジン用のパターンが含まれています。
    ご使用のバージョンによってはこの最新エンジン用パターンを適用範囲外にまで適用してしまい、誤警告を招く場合があります。
    できる限り最新のモジュール・パターンをご導入ください。

    7. カレントディレクトリに空き容量が少ない場合
    弊社製ウイルス対策プログラムでは駆除の際、万一の可能性を考慮してカレントディレクトリにバックアップファイルを作成し、ウイルス駆除を行う手順になっています。
    その際、カレントディレクトリのドライブにバックアップファイルを作成するに十分な容量が無いとバックアップファイルが作成できないエラーが発生し、結果的にウイルス駆除失敗となってしまいます。
    この現象はフロッピーディスクなど容量の少ないメディアに対し駆除を行った際に起こり易いです。

    8. 拡張子が「RB#(#は数字)」となっているファイル
    拡張子が「RB#(#は数字)」となっているファイルは弊社プログラムで駆除を行う際に作成するバックアップファイルです。バックアップファイルはウイルス発見の対象となりますが、駆除は行えない仕様になっています。バックアップの必要が無い場合にはファイルごと削除してください。

    9. 圧縮ファイルからのウイルス発見
     圧縮されたファイルからもウイルス検索が行えますが、圧縮形式や製品のバージョンによっては圧縮された状態では駆除が行えません。このような場合には駆除の為にはウイルス検出のあったファイルを解凍する必要があります。また、駆除に対応の圧縮形式であっても圧縮ツールのバージョンの違いなどによっても駆除できない場合があります。ご了承ください。

    10. メールボックスなどのウイルス発見
     OutlookExpressなどのメールボックスファイル内からのウイルス検出についても駆除は行えません。メールボックスファイルは実際には複数のファイルを1つにまとめたものであり、1つを取り出して駆除する対応はできません。メールボックス内から該当のファイルが添付されたメールを探してそのメールだけを削除してください。メールボックスごと削除してしまうとウイルスを保持しているもの以外のメールもすべて失われてしまいますので処理は慎重に行ってください。

    11. パスワードにより制限されたファイル
     「PowerPoint2002」のドキュメントでパスワードプロテクトがかけられているものに関してはウイルス駆除が行えません。その他の「Microsoft Office」のパスワード付き文書に関してはウイルス駆除可能です。



ウイルス駆除に失敗した場合にはまず上記をご確認ください。上記をご確認いただくだけで解決する事例も少なくありません。

最新のモジュール・パターンをご利用になっても駆除に失敗する場合は、弊社サポートセンターにご相談ください。

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