ウイルス検知をするために、弊社セキュリティソフトではウイルスパターンファイルとウイルス検索エンジンを使用しています。ウイルスを検知するためにはウイルスパターンファイルだけではなく、ウイルス検索エンジンの性能が非常に重要となります。

ウイルス検索エンジンとは、ウイルスを検索するためのプログラムです。ウイルス検索エンジンは、検索対象ファイルを解読して、ウイルスパターンファイル（様々なウイルスの特徴を集めたデータベース）に書かれている情報が検索対象のファイルと一致するかを調べ、一致した場合にそのファイルはウイルスに感染していると判断します。つまり、ウイルスを検知するためにはパターンファイルだけではなく、ウイルス検索エンジンの性能が非常に重要となります。

検索速度などより効率の良い検索のため、ウイルス検索エンジンの仕組みは変更されることがあります。また、そのウイルス検索エンジンに合わせてウイルスパターンファイルの情報も変更されることがあります。そのためウイルス検索エンジンのバージョンごとに何番以上のウイルスパターンファイルを使用する必要があるとの制限があります。制限外のウイルスパターンファイルであっても動作はしますが、ウイルスが正しく発見できない可能性があります。逆にウイルス検索エンジンが古いままウイルスパターンファイルのみを新しくした場合にも、ウイルスが発見できない場合や、パフォーマンスが低下するなどの事象が発生する可能性があります。
最良のウイルス対策を施すため、ウイルスパターンファイルのみならずウイルス検索エンジンについてもライフサイクルに基づいた最新のものを必ずご利用ください。

当社ではライフサイクルに基づいたタイムリーなアップデートを安心して実施いただくべく、「品質」を優先課題として取り組んでいくことをお約束いたします。

弊社製品ではActiveUpdateという仕組みによって、ウイルスパターンファイルやウイルス検索エンジンを製品の中で自動的にダウンロードできます。しかし、旧バージョンの製品や一部のまだActiveUpdateに対応していない製品では、検索エンジンは弊社Webからダウンロードするなどで入手して手動で更新作業を行う必要があります。
最新版エンジンのダウンロードはこちら
検索エンジンの最新バージョンおよび変更内容については検索エンジンリリースノートでご確認ください。