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Microsoft SQL Server のメモリ使用量のチューニング  

Microsoft SQL Server のメモリ使用量のチューニング

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • Trend Micro Control Manager All.All
    • OS:
    • Windows すべて
概要

Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager)で使用するMicrosoft SQL Server のメモリ使用量の基本的なチューニングについてご紹介いたします。

詳細
Public
Microsoft SQL Serverは、稼働状況に応じてメモリを動的に使用するように設定されているため、メモリ使用量が必要以上に増加してしまう可能性があります。

これを回避する場合は、Microsoft SQL Serverのメモリ使用量を制限する必要があります。

※メモリ使用量の制限を実施する場合は、システムのページファイルを適切な量に設定する必要があります。詳細は、Microsoft社のドキュメントをご参照ください。

Microsoft SQL Serverのメモリ使用量の調整方法
1. Control Managerサーバ上からコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。
sqlcmd -S localhost¥sqlexpress

2.以下のコマンドを実行する。
----------------------------------------------------
1> sp_configure 'min server memory', ***

2> go

1> sp_configure 'max server memory', ***

2> go

1> reconfigure

2> go

----------------------------------------------------
※「***」がメモリ量(単位:MB)となります。また、'min server memory' と 'max server memory' の値を同じ値にした場合は、メモリサイズを固定したことを意味します。
また、「, ***」の値を省略して各コマンドを実行すると、現在の'min server memory' と 'max server memory' の値を確認できます。


3.データベースからログアウトする。
1> quit

※留意事項
max server memory オプションで制限できるのは、SQL Server のバッファ プール サイズのみです。拡張ストアド プロシージャ、COM オブジェクト、共有されていない DLL、EXE、MAPI などのための、SQL Server によって確保されないメモリ領域は、max server memory オプションでは制限されません。このメモリ領域の割り当てによって SQL Server のプライベート バイトが max server memory
オプションで設定した値を超えることがありますが、これは正常な動作です。
詳細は、Microsoft様のご案内をご参照ください。

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