■詳細
次のような一部の事業者が発行する次の形式のメールアドレスは RFC 5321/5322 で定めるインターネットメールの仕様に準拠していません。
• @の直前に「.」(ドット)があるメールアドレス
(例:a.@xxxx.co.jp)
• 「.」(ドット)が連続しているメールアドレス
(例:b..c@xxxx.co.jp)
上記メールアドレスが送信者または受信者に指定された場合、InterScan MSS の初期設定では SMTP クライアントに以下の応答を返し、メッセージの受信を恒久的に拒否します。
(送信者に指定されている場合)
501 Syntax error in parameters or arguments
(受信者に指定されている場合)
501 Syntax error in the forward path
■対処方法
InterScan MSSにて本現象を回避するには、以下の手順に従ってパラメータを追加してください。
a. InterScan MSS SMTPサービスを停止します。
b. tsmtpd.iniファイルの [SmtpServer] セクションに次のパラメータを追加します。
※tsmtpd.iniは、<InterScan MSSインストールディレクトリ>¥configにあります。
[SmtpServer] |
* キーがない場合 (初期設定) :許可しない
CheckDotInMailAddress=0:許可する
CheckDotInMailAddress=1:許可しない
c. InterScan MSS SMTPサービスを開始します。
サービス再起動時にポップアップが表示され、検索サービス「Trend Micro IMSS Scan Service」の再起動を求められるので、[はい] をクリックしてください。
※ InterScan MSS 7.0 Windows版 の場合、Service Pack 1 Patch 1 (b6330) 以降のビルドである必要があります。