InterScan MSS 7.1 Linux版 Critial Patch(Build_12531) の概要および適用方法は以下の通りです。
■目次
本Critical Patchについて
インストールの前に
システム要件
最新版ダウンロード
インストール手順
予想適用時間
インストールの確認手順
インストールの後に
変更されるファイル一覧
アンインストール(ロールバック)手順
修正される既知の問題
■本Critical Patchについて
本Critical Patchは、こちらのアラート/アドバイザリで紹介している製品同梱のApache Portable Runtimeモジュールで発生する脆弱性の問題を修正するために提供されます。
※InterScan MSS のEUQをご利用されていない場合、本脆弱性の影響を受けません。
■インストールの前に
インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルをお読みください。InterScan MSSのご利用にあたり重要な情報が記載されています。
■システム要件
InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版のインストール要件に準じます。
■最新版ダウンロード
次のファイルは「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。
日付:2009/xx/xx
製品モジュール:imss71_lin_criticalpatch_b12531.tar.gz(1,486,801byte)
Readme:readme_imss71_lin_criticalpatch_b12531.txt(8,683byte)
■インストール手順
本Critial Patch のインストール手順はReadmeに準じます。
※本Critical Patchは、InterScan MSS プライマリエンドユーザ隔離サービスがインストールされたコンピュータに適用してください。
■予想適用時間
平均 1分間
適用後にOSの再起動は必要ありません。
* 検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。
■インストールの確認手順は次の通りです。
1. 以下のコマンドを実行します。
#more <InterScan MSSインストールディレクトリ>/config/imss.ini | grep critical_patch_number
2. critical_patch_number=12531が表示されることを確認します。
■インストールの後に
インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルス検索パターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。
1. Webベースの管理コンソールを開きます。
Webベースの管理コンソールは以下のURLからアクセスできます。
https://< InterScan MSS のIPアドレス>:8445/
2. 管理コンソールにログインします。
3. [概要]を選択します。
4. ダウンロードするコンポーネントを選択し、[アップデート]を実行します。
■変更されるファイル一覧
モジュールファイル名 | ビルド番号 |
apr.exp | 0.9.18 |
libapr-0.la | 0.9.18 |
libapr-0.so.0.9.18 | 0.9.18 |
libaprutil-0.so | 0.9.18 |
aprutil.exp | 0.9.18 |
libapr-0.so | 0.9.18 |
libaprutil-0.a | 0.9.18 |
libaprutil-0.so.0 | 0.9.18 |
libapr-0.a | 0.9.18 |
libapr-0.so.0 | 0.9.18 |
libaprutil-0.la | 0.9.18 |
libaprutil-0.so.0.9.18 | 0.9.18 |
■アンインストール(ロールバック)手順
本Critial Patch のアンインストール(ロールバック)手順はReadmeに準じます。
■修正される既知の問題
Apache Portable Runtimeモジュールによって提供される、EUQサービスがリモート攻撃によって予期せずに停止する可能性がありました。
本Critical Patchは、Apache Portable Runtimeモジュールをバージョン 0.9.18に更新して脆弱性の問題を解決します。