2019年7月に、「ウイルスバスター コーポレートエディション」の後継となる新製品「Trend Micro Apex One」が公開されました。
本製品Q&Aにて、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) として記載のあるものは、 基本的には、Trend Micro Apex One(以下、Apex One)でも同様となります。
通常検索エンジンは、パターンファイルなどのアップデート時に自動的に更新を行います。
本操作は、検索エンジンを手動で適用する事情がある場合に実施してください。
1. 最新版ダウンロードページ より、最新のウイルス検索エンジンをダウンロードします。
上記リンクから開けるページ内の中段よりやや上にございます。
2. ダウンロードしたzipファイルを任意の場所にコピーし、解凍します。
解凍したフォルダ内に存在する、ntkd*.zip(x64用はengv_*.zip)も解凍しておきます。
※フォルダ名は変更されることがあります。
※解凍したフォルダにあるserver.iniは不要です。
3. Corp. クライアントをアンロードします。
※ ウイルスバスターCorp. クライアントのアンロード/リロードの実施手順 を参照し、Corp.クライアントのアンロードを実施します。
※アンロードの処理が完了するのに2~3分程度待ちます。
※タスクトレイにあるCorp. クライアントのアイコンが消えたことを確認してください。
4. クライアントのインストールフォルダへ移動し、以下のファイルを デスクトップなど別のフォルダへバックアップとしてコピーをします。
ダウンロード/解凍したフォルダ内にも同名のファイルがあることを確認し、クライアントフォルダ内の以下ファイルを削除ください。
VsapiNT.sys
tmfilter,cat
tmfilter.sys ※IA64及びx64クライアントにはtmfilter.sysはありません。
tmpreflt.inf
tmpreflt.sys
tmxpflt.inf
tmxpflt.sys
vsapint.inf
tmetw.man
tmpcw.man
※ クライアントの初期設定のインストールフォルダは以下の通りです。
- ■新規インストールした Apex One セキュリティエージェントの場合
- 32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\Security Agent
- 64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Agent
- ■Corp. クライアントもしくは、Corp. クライアントからバージョンアップした Apex One セキュリティエージェントの場合
- 32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\Officescan Client
- 64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Officescan Client
5. 手順4で削除をした同名の検索エンジン関連ファイルを 手順2でダウンロード/解凍後のフォルダからコピーをし、クライアントのインストールフォルダ内に保存ください。
6. OSを再起動します。