InterScan MSS Windows版では、こちらで公開しているような問題はおきません。
ただし、InterScan MSS Windows版にバンドルされているデータベースは格納できるサイズに制限があるため注意が必要です。
■InterScan MSS 7.0 Windows版にバンドルされたデータベース
SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000)
注意点:
1. データベースに格納できるデータは最大2GBです。
2. 同時にデータベースにアクセスするユーザは5人以下であることが推奨されます。
■InterScan MSS 7.1 Windows版にバンドルされたデータベース
SQL Server 2005 Express Edition
注意点
1. データベースに格納できるデータは最大4GBです。
2. 1 CPU、1 GB RAMに制限されます。
■推奨方法
弊社では、1日あたりのメールトラフィックが30,000件を超える場合または、エンドユーザメール隔離をご利用される場合は、上記のデータベースの制限に触れる可能性がございます。
そのため、InterScan MSS がサポートしているMicrosoft SQL Serverなど制限のないデータベースサーバに変更することを推奨しております。
サポートしているデータベースサーバについてはこちらから最新のReadmeを確認してください。
なお、データベースの変更が実施できないお客様は以下の回避作を実施してください。
■回避策
短期的な対処方法としては以下の手順でデータベースに格納するサイズを小さくすることが可能です。
手順1:
管理コンソールにログインします。
手順2:
[ログ] > [設定] > [クエリ用にログを保存する日数] を減らす。
手順3:
Trend Micro IMSS Manager サービスを再起動します。
以上で手順は完了です。