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Firewallイベント:Unsolicted UDP  

Firewallイベント:Unsolicted UDP

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • Trend Micro Deep Security All.All
    • Trend Micro Deep Security as a Service All.All
    • 脆弱性対策オプション 1.2
    • 脆弱性対策オプション 1.5
    • OS:
    • N/A N/A
概要
UDP ステートフル機能を有効にした後に Firewall イベントに「 Unsolicted UDP (UDPが未承諾です) 」が記録されます。原因と対策について教えてください。 
詳細
Public

Deep Security 9.0 以降より、”Deep Packet Inspection”および”DPI” が"侵入防御" に名称変更されました。

■原因
UDPステートフル機能は、送信UDPパケットごとに、ルールがそのUDP「ステートフル」テーブルをアップデートし、要求に対して60秒以内にUDP応答が発生した場合のみ、UDP応答を許可します。

未承諾の受信UDPパケットを受信した場合は、このイベントが記録されて、未承諾の受信UDPパケットは破棄されます。

なお、ファイアウォールルールが一つも割り当てられていない場合でも、ステートフル設定が有効になっていると、このようなUDPパケットは拒否されます。


■対策
上記の理由により記録されるイベントとなりますので、特に対策の必要はありません。

なお、UDPステートフル機能を使用している環境において、特定の受信UDPトラフィックを任意に許可したい場合は、該当の通信を強制的に許可するルール(Force Allow ルール)を作成する必要があります。たとえば、該当のサーバで DNS サーバが稼働している場合、ポート 53 番に対して受信する UDP パケットを強制的に許可するルールを作成する必要があります。

また、パケット破棄時に本イベントを記録しないようにするには、次のいずれか設定を行ってください。

DS 8.0

・[Stateful Configurations(ステートフル設定)]の[UDP]タブで、[Enable stateful UDP logging(ステートフルUDPログを有効にする)]のチェックを外します。
・[System Settings(システム設定)]の[Firewall and DPI(ファイアウォールとDPI)]タブで、[Advanced(詳細)]→[Use custom driver settings(カスタムドライバ設定の使用)]をチェックし、[Ignore Status Code(ステータスコードの無視)]から[Unsolicited UDP(UDPが未承諾です)]を選択します。

D S9.0以降

・[ポリシー]>[共通オブジェクト]>[その他]>[ファイアウォールステートフル設定]画面から、変更したいステートフル設定をダブルクリックします。表示されたウィンドウで[UDP]タブを選択し、[ステートフルUDPログを有効にする]のチェックを外します。

・コンピュータの詳細画面から、[設定]>[詳細]画面の[ネットワークエンジンの詳細設定]欄にある、[ステータスコードの無視]で[許可されていないUDP応答]を選択します。

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カテゴリ:
操作方法/設定
Solution Id:
1311124
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