概要
Trend Micro Deep SecurityのデータベースとしてMicrosoft SQL Serverを使用する際に、データベースのポートとして初期設定の1433以外を使用する場合の設定方法を教えてください。
詳細
固定ポートの場合
固定ポートで初期設定の1433ポート以外を使用する場合は、次のいずれかの設定を行ってください。
1. Managerインストール時に設定
データベースの設定で「Hostname (ホスト名)」に「<サーバ名>:<ポート>」と設定してください。
(サーバ名とポートの間にコロン":"を入れます。)
例(ポート1234を使用する場合): db.example.jp:1234

(サーバ名とポートの間にコロン":"を入れます。)
例(ポート1234を使用する場合): db.example.jp:1234
2. インストール後に設定
<インストールフォルダ>\webclient\webapps\ROOT\WEB-INF\dsm.propertiesを開き、「database.SqlServer.server」の値に「<サーバ名>:<ポート>」と設定してください。
(サーバ名とポートの間にコロン":"を入れます。)
例(ポート1234を使用する場合):
database.SqlServer.server=db.example.jp:1234
(サーバ名とポートの間にコロン":"を入れます。)
例(ポート1234を使用する場合):
database.SqlServer.server=db.example.jp:1234
動的ポートの場合
動的ポートを使用する場合、データベースサーバで「SQL Server Browser」サービスを実行し、Managerでは明示的にインスタンス名を設定してください。既定のインスタンスを使用する場合でも設定が必要です。(「MSSQLSERVER」など)
※ SQL Server Express Edition を利用する場合、初期設定では"SQLEXPRESS"の名前付きインスタンスでインストールされます。
また、SQL Serverの仕様上、名前付きインスタンスでインストールされている場合では動的ポートを使用し、「SQL Server Browser」サービスを起動していないと外部からSQL Serverの待受けポートや稼働中のインスタンス名を確認できません。
※ SQL Server Express Edition を利用する場合、初期設定では"SQLEXPRESS"の名前付きインスタンスでインストールされます。
また、SQL Serverの仕様上、名前付きインスタンスでインストールされている場合では動的ポートを使用し、「SQL Server Browser」サービスを起動していないと外部からSQL Serverの待受けポートや稼働中のインスタンス名を確認できません。
1. Managerインストール時に設定
データベースの設定で「Advanced (詳細)」をクリックし、「Instance (名前付きインスタンス)」にインスタンス名を設定してください。
例(SQL Server Express Edition の初期設定のインスタンスの場合): SQLEXPRESS

例(SQL Server Express Edition の初期設定のインスタンスの場合): SQLEXPRESS
2. インストール後に設定
<インストールフォルダ>\webclient\webapps\ROOT\WEB-INF\dsm.propertiesを開き、「database.SqlServer.instance」の値にインスタンス名を設定してください。
例(SQL Server Express Edition の初期設定のインスタンスの場合):
database.SqlServer.instance=SQLEXPRESS
例(SQL Server Express Edition の初期設定のインスタンスの場合):
database.SqlServer.instance=SQLEXPRESS