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アップグレード用モジュールを使用したプログラムファイルのアップグレード方法  

アップグレード用モジュールを使用したプログラムファイルのアップグレード方法

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • Network VirusWall Enforcer 3.0
    • Network VirusWall Enforcer 3.1
    • Network VirusWall Enforcer 3.2
    • OS:
    • Linux すべて
概要
Trend Micro Network VirusWall Enforcer (以下、NVWE)で、アップグレード用モジュールを使用してプログラムファイルをアップグレードする方法を教えてください。
詳細
Public
アップグレード用モジュールは、自己解凍型圧縮ファイル(*.exe)およびWebコンソール適用モジュール(au.zip)で提供されます。
Webコンソールからのアップグレード手順は、NVWE 3.0 Patch 3 以上のビルドでのみ可能です。Patch 3が未適用の3.0ではWebコンソールからのアップグレード手順以外の方法をご利用ください。

また、アップグレードモジュールを使用せず、プログラムファイル(*.R)を製品付属のUSBフラッシュメモリへコピーしてのアップグレードも可能です。USBフラッシュメモリに複数のプログラムファイルが存在する場合、最も新しいビルドが適用されます。ただし、この方法では全ての設定が初期化されます。詳細な手順は以下の製品Q&Aを参照してください。
製品Q&A: プログラムファイルの初期化方法

アップグレード用モジュールを使用したアップグレード手順の一覧


【ローカルのWebサーバを使用したアップグレード手順】


  1. NVWEからアクセス可能なWebサーバを用意して頂き、アップグレード用のexeファイルを起動してWeb公開できる適切なフォルダへ展開してください。
  2. モジュールを公開しているWebサーバから適切にファイルをダウンロードできる事を確認します。
    例: http://<Web Server>/activeupdate/server.ini
  3. アップグレード用モジュールによるアップグレードでは、基本的に各種設定が引き継がれますが、念のために設定のバックアップを取得しておくことを推奨します。
    関連製品Q&A:設定ファイルのインポート/エスクポート方法
  4. NVWEのWebコンソールにログインし、[アップデート]-[ダウンロード元]から、WebサーバのURLを指定します。
    例: http://<Web Server>/activeupdate
  5. 通常はプロキシ経由でトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを行っている場合、プロキシを経由せずに指定したURLへ接続させるために[管理]-[プロキシ設定]から以下のチェックボックスをチェックします。


  6. [アップデート]-[手動アップデート]を選択し、[プログラム]の[利用可能なバージョン]列にアップグレードしたいバージョンが適切に表示されている事を確認し、チェックを入れた上で[アップデート]をクリックします
  7. アップグレードが完了すると、[今すぐリセット]ボタンが表示されますので、これをクリックしします。
  8. 「デバイスをリセットすると、一時的にトラフィックがデバイスを通過しなくなることがあります。続行しますか?」のポップアップが表示されますので、[OK]をクリックしてデバイスを再起動します。
  9. デバイスの再起動には数分かかります。再起動が完了した後で再度Webコンソールへログインし、[ヘルプ]のプルダウンメニューから[バージョン情報]を選択し、プログラムのバージョンがアップグレードされている事を確認します。
  10. [アップデート]-[手動アップデート]を選択し、「ウイルス対策製品検出用検索エンジン」と「Threat Management Agent」の[利用可能なバージョン]列にアップグレードしたいバージョンが適切に表示されている事を確認し、チェックを入れた上で[アップデート]をクリックします。
  11. プロキシ設定のチェックを入れていた場合、元の設定に戻します。


【Control Manager からの配信によるアップグレード手順】

  1. アップグレード用モジュールによるアップグレードでは、基本的に各種設定が引き継がれますが、念のために設定のバックアップを取得しておくことを推奨します。
    関連製品Q&A:設定ファイルのインポート/エスクポート方法
  2. アップグレード用のexeファイルをControl Managerサーバ上で実行し、適当なフォルダへ展開します。
  3. Control ManagerのWebコンソールから[アップデート]-[手動ダウンロード]画面に移動します。
  4. [製品プログラム(およびウイジェットプール)]および[エンジン]カテゴリ内の「ウイルス対策製品検出用検索エンジン」と「Threat Management Agent」にチェックを入れ、ダウンロード元は「その他のアップデートサーバ」を選択し、手順1のフォルダを入力します。
    例: c:\activeupdate
  5. 製品ディレクトリからNVWEデバイスを選択し、[タスク]-[プログラムファイル配信]をクリックし、プログラムを配信します。
  6. プログラムの配信が完了すると、自動的にデバイスが再起動されます。再起動が完了した後でNVWEのWebコンソールへログインし、[ヘルプ]のプルダウンメニューから[バージョン情報]を選択し、プログラムのバージョンがアップグレードされている事を確認します。
  7. Control Managerの製品ディレクトリからNVWEデバイスを選択し、[タスク]-[エンジンの配信]をクリックし、エンジンを配信します。
  8. NVWEのWebコンソールへログインし、概要画面から「ウイルス対策製品検出用検索エンジン」と「Threat Management Agent」のバージョンがアップデートされている事を確認します。


【Control Manager をアップデート元としたアップグレード手順】

  1. アップグレード用モジュールによるアップグレードでは、基本的に各種設定が引き継がれますが、念のために設定のバックアップを取得しておくことを推奨します。
    関連製品Q&A:設定ファイルのインポート/エスクポート方法
  2. アップグレード用のexeファイルをControl Managerサーバ上で実行し、適当なフォルダへ展開します。
  3. Control ManagerのWebコンソールから[アップデート]-[手動ダウンロード]画面に移動します。
  4. [製品プログラム(およびウイジェットプール)]および[エンジン]カテゴリ内の「ウイルス対策製品検出用検索エンジン」と「Threat Management Agent」にチェックを入れ、ダウンロード元は「その他のアップデートサーバ」を選択し、手順1のフォルダを入力します。
    例: c:\activeupdate
  5. NVWEのWebコンソールにログインし、[アップデート]-[ダウンロード元]から、Control ManagerのURLを指定します。
    例: http://<Control Manager>/TvcsDownload/activeupdate
  6. 通常はプロキシ経由でトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを行っている場合、プロキシを経由せずに指定したURLへ接続させるために[管理]-[プロキシ設定]から以下のチェックボックスをチェックします。


  7. [アップデート]-[手動アップデート]を選択し、[プログラム]の[利用可能なバージョン]列にアップグレードしたいバージョンが適切に表示されている事を確認し、チェックを入れた上で[アップデート]をクリックします。
  8. アップグレードが完了すると、[今すぐリセット]ボタンが表示されますので、これをクリックしします。
  9. 「デバイスをリセットすると、一時的にトラフィックがデバイスを通過しなくなることがあります。続行しますか?」のポップアップが表示されますので、[OK]をクリックしてデバイスを再起動します。
  10. デバイスの再起動には数分かかります。再起動が完了した後で再度Webコンソールへログインし、[ヘルプ]のプルダウンメニューから[バージョン情報]を選択し、プログラムのバージョンがアップグレードされている事を確認します。
  11. [アップデート]-[手動アップデート]を選択し、「ウイルス対策製品検出用検索エンジン」と「Threat Management Agent」の[利用可能なバージョン]列にアップグレードしたいバージョンが適切に表示されている事を確認し、チェックを入れた上で[アップデート]をクリックします。
  12. プロキシ設定のチェックを入れていた場合、元の設定に戻します。


【Webコンソールからのアップグレード手順】

  1. アップグレード用モジュールによるアップグレードでは、基本的に各種設定が引き継がれますが、念のために設定のバックアップを取得しておくことを推奨します。
    関連製品Q&A:設定ファイルのインポート/エスクポート方法
  2. Webコンソールを開いているコンピュータに「au.zip」ファイルをコピーします。
  3. Webコンソールで、[アップデート]→[Patch] の順にクリックします。
  4. [参照] をクリックして「au.zip」ファイルを選択します。
  5. [インストール] をクリックします。
  6. アップグレードが完了すると、[今すぐリセット]ボタンが表示されますので、これをクリックしします。
  7. 「デバイスをリセットすると、一時的にトラフィックがデバイスを通過しなくなることがあります。続行しますか?」のポップアップが表示されますので、[OK]をクリックしてデバイスを再起動します。
  8. デバイスの再起動には数分かかります。再起動が完了した後で再度Webコンソールへログインし、[ヘルプ]のプルダウンメニューから[バージョン情報]を選択し、プログラムのバージョンがアップグレードされている事を確認します。


注意:

  • アップグレード後、[今すぐリセット]を押さずに数分間放置した場合、Webコンソールがタイムアウトしてログイン画面に戻ります。その状態ではアップグレードが完了しておらず、従来のプログラムバージョンが起動したままの状態となっていますので、[管理]-[デバイスタスク]から手動でデバイスをリセットしてアップグレードを完了させてください。
  • Control Manager からの配信によるアップグレードでは、ごく稀にアップグレード後の再起動が完了できず、デバイスが停止する場合があります。その際にはデバイスの電源スイッチを押し、手動で起動してください。
  • ウイルス対策製品検出用検索エンジンは、トレンドマイクロのアップデートサーバからも随時更新されています。アップグレードモジュールに含まれる該当エンジンよりも新しいバージョンが既にアップデートされている場合、アップグレードモジュールを適用してもアップグレードモジュールに含まれる該当エンジンにはロールバックされません。

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評価:
カテゴリ:
バージョンアップ
Solution Id:
1311599
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