概要
SSL 資格情報のインポート後に「Unsupported SSL Version / サポートされていないSSLバージョン」が記録されます。原因と対処方法をを教えてください。
詳細
原因1
Deep Security でサポートされていない SSL/TLS バージョンでの通信が行われた場合に、イベントとして記録されます。 サポートされているSSL/TLS バージョンについては、下記のFAQをご参照ください。
対策1
本現象の回避のためには、ブラウザ、または、Web サーバでサポートされていない SSL/TLS バージョンを使用しないように設定の変更を行う必要があります。なお、SSL 2.0 については、暗号化方式として脆弱である事が確認されているため、使用しない事が推奨されています。
原因2
該当のポートで非暗号化通信が行われた場合に記録されます。
STARTTLS方式のように、同一IPアドレス/同一ポートを使用して暗号化通信と非暗号化通信が混在する状況での SSL複合化はサポートされていません。
STARTTLS方式のように、同一IPアドレス/同一ポートを使用して暗号化通信と非暗号化通信が混在する状況での SSL複合化はサポートされていません。
例) SMTP STARTTLS, Explicit FTPS, MySQL
SSL設定を行ったポートに対する非暗号化通信は「サポートされていないSSLバージョン」として検出され、ブロックされます。
対策2
該当ポートを使用しているアプリケーション側で非暗号化通信用を禁止する、または暗号化通信用と非暗号化通信用とで別々のポートを設けるなどして、同一IPアドレス/同一ポートで暗号化通信と非暗号化通信が行われないように設定してください。