概要
Trend Micro Hosted Email Security(以下、HES)の管理コンソールでIPレピュテーション(ERS)を有効にしています。
メール追跡ログの「ブロックされたトラフィック」タブ画面で、ERSに登録されているIPアドレスからの接続をブロックした記録が確認できますが、
同時に「許可されたトラフィック」タブ画面で、ある受信者に対しては、同じIPアドレスからの接続が許可され、メールを受け取っていること確認できます。
これはなぜでしょうか。
メール追跡ログの「ブロックされたトラフィック」タブ画面で、ERSに登録されているIPアドレスからの接続をブロックした記録が確認できますが、
同時に「許可されたトラフィック」タブ画面で、ある受信者に対しては、同じIPアドレスからの接続が許可され、メールを受け取っていること確認できます。
これはなぜでしょうか。
詳細
エンドユーザ(メール受信者)がEUQ(エンドユーザメール隔離)コンソールで「承認済み送信者」を設定していると考えられます。
管理コンソールからは、EUQコンソールで登録している承認済み送信者を確認することができません。
エンドユーザに、承認済み送信者リストに登録しているかどうかを確認してください。
■補足
・承認済み送信者に合致したメールは、ERS、スパムメール判定ルールによるチェックは行われません。
・EUQコンソールで指定した承認済み送信者は、そのエンドユーザが受信者のメールに対してのみ有効です。
・管理者が管理コンソールで設定できる承認済み送信者は、全メールに対して有効です。
・承認済み送信者は、メールアドレス(例: name@example.com)、またはドメイン名形式(例:*@example.com)で指定可能です。
管理コンソールからは、EUQコンソールで登録している承認済み送信者を確認することができません。
エンドユーザに、承認済み送信者リストに登録しているかどうかを確認してください。
■補足
・承認済み送信者に合致したメールは、ERS、スパムメール判定ルールによるチェックは行われません。
・EUQコンソールで指定した承認済み送信者は、そのエンドユーザが受信者のメールに対してのみ有効です。
・管理者が管理コンソールで設定できる承認済み送信者は、全メールに対して有効です。
・承認済み送信者は、メールアドレス(例: name@example.com)、またはドメイン名形式(例:*@example.com)で指定可能です。
・ブロックが必要な場合は、管理者権限でHESの管理コンソールからブロックリストに登録していただくことでブロックが可能となります。