スタンドアロンモードとは?
エージェント/ サーバイベントによってユーザのタスクが妨害される場合は、そのユーザにエージェントのスタンドアロン権限を付与します。
たとえば、頻繁にプレゼンテーションを行うユーザの場合、プレゼンテーションの開始前にスタンドアロンモードを有効化することによって、Apex One サーバからエージェント設定が配信されエージェントで検索が開始されるのを阻止できます。
スタンドアロンモード時のエージェントの動作
- サーバとエージェント間の接続が機能していても、エージェントは Apex One サーバにログを送信しません。
- サーバとエージェント間の接続が機能していても、Apex One サーバは、タスクの起動も、エージェントへのエージェント設定の配信も行いません。
- エージェントは、いずれかのアップデート元への接続が可能なら、コンポーネントをアップデートします。
アップデート元には、Apex One サーバ、アップデートエージェント、ユーザ指定のアップデート元などがあります。
※次のイベントによって、スタンドアロンエージェントでアップデートが開始されます。
- ユーザによる手動アップデートの実行。
- エージェントの自動アップデートの実行。
> スタンドアロンエージェントでは、エージェントの自動アップデートを無効に設定できます
- 予約アップデートの実行。
> 予約アップデートは、必要な権限を持つエージェントのみ実行できます。 この権限はいつでも取り消すことができます。
スタンドアロン権限を付与するには?
下記手順で、Apex One エージェントにスタンドアロン権限を付与し、スタンドアロンモードにすることができます。
- Webコンソールの [ エージェント] → [ エージェント管理]に移動し、エージェントツリーで、ルートドメインアイコンをクリックしてすべてのエージェントを含めるか、特定のドメインまたはエージェントを選択します。
- [設定] → [権限とその他の設定] の順にクリックします。
- [権限設定] タブの [スタンドアロン] セクションに移動します。
- [スタンドアロンモードの有効化] を選択します。
- エージェントツリーでドメインまたはエージェントを選択した場合は、[保存] をクリックします。
ルートドメインアイコンをクリックした場合は、次のオプションのいずれかを選択します。
- [すべてのクライアントに適用]
- [今後追加されるドメインにのみ適用]
- スタンドアロン権限を付与したエージェント端末で、タスクトレイの Apex One エージェントのアイコンを右クリックし、「スタンドアロンモードの有効化」を選択します。
スタンドアロンエージェントでエージェントの自動アップデートを無効にするには?
- Webコンソールの [ アップデート] → [クライアント] → [ 自動アップデート]→ [イベント起動配信] セクションに移動します。
- [スタンドアロンモードおよびオフラインモードのエージェントを含む] を無効にします。
注意: このオプションは、[Apex One サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、ただちにエージェントのコンポーネントのアップデートを開始する] を無効にすると、自動的に無効になります。
- [保存] をクリックします。
スタンドアロンエージェントで予約アップデート権限を取り消すには?
- Webコンソールの[クライアント] → [ クライアント管理]に移動し、クライアントツリーで、スタンドアロン権限を持つクライアントを選択します。
- [設定] → [権限とその他の設定] の順にクリックします。
- [権限設定] タブの [コンポーネントアップデート] セクションに移動します。
- [予約アップデートを有効にする] または [予約アップデートの有効化/無効化] オプションをオフにします。
- [保存] をクリックします。