Windows Vista 以降の OS へのインストール
その他よくある原因
クライアントパッケージャ (Client Packager) を使用してのインストール時に発生するトラブルについて、よくある原因は下記のとおりです。・他社のセキュリティ対策製品プログラムの残存
・旧ウイルスバスター Corp. 製品の残存
・サードパーティ製ソフト(日本語入力システムなど)の影響
下記に対応策についてご案内いたします。
- 他社のセキュリティ対策製品が残存している場合、各アプリケーションメーカーで公開している完全アンインストールツール(手順)を用いてプログラムを完全に削除してください。
※弊社では、Apex One エージェント/ウイルスバスター Corp. クライアントをインストールする際に「他社製品のセキュリティ対策製品」は必ず事前に完全アンインストールいただくことをお奨めしています。
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過去に異なるバージョンの ApexOne エージェント/ウイルスバスター Corp. クライアントがインストールされていた場合、使用していたファイルやレジストリ、ドライバ等が残存していないか、以下ソリューションをもとにご確認ください。
- ウイルスバスター Corp. 8.0 クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp.10.0 クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp. 10.5 クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp. 10.6 クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp.11.0 クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp.10.6/11.0 クライアントの手動アンインストール手順(Windows 8/Windows10/Windows 2012)
- ウイルスバスター Corp.XG クライアントの手動アンインストール手順
- ウイルスバスター Corp.XG クライアントの手動アンインストール手順(Windows 8/Windows10/Windows 2012)
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サードパーティ製ソフト(日本語入力システムなど)を使用している環境の場合、Client Packager を実行する際に一時的にそれらソフトを停止した状態でインストールを実行してください。なお、停止方法、詳細な手順につきましては、各ソフトメーカにご確認ください。
その他の対応策
以下の対応を行うことでクライアントパッケージャ (Client Packager) を使用してのインストールが完了する場合がございます。・プレスキャンを無効にする
・テンポラリファイルの削除を無効にする
- Client Packager を作成する際にプレスキャン(インストール時の事前検索)を無効にし、インストールが実施できるかご確認ください。
【手順:Client Packager でプレスキャンを無効にする方法 】a. Apex One サーバがインストールされているコンピュータで次のフォルダに移動します。
(インストールパス)\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager\
※初期設定のインストールパスは以下となります。
(Apex One 新規インストール時のみ 「OfficeScan」 → 「Apex One」)
32 ビット:
C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan
64 ビット:
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScanb. サーバ上で ClnPack.exe をダブルクリックして実行します。
c. Client Packager の設定画面で、以下にチェックを入れます。
d. パッケージファイルを作成し、クライアント上に作成したファイルをコピーし
実行(インストール)します。
クライアントコンピュータのハードディスク空き容量が十分にあるかご確認ください。
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一時フォルダの削除を無効にし、インストールが実施できるかご確認ください。
a. Apex One サーバがインストールされているコンピュータで
以下のファイルをテキストエディタで開きます。(インストールパス)\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager\ClnExtor.ini
※初期設定のインストールパスは以下となります。
(Apex One 新規インストール時のみ 「OfficeScan」 → 「Apex One」)
32 ビット:
C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan
64 ビット:
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScanb. [Common] セクションに以下のパラメータを追加し、ファイルを保存します。
-------------------------------------------------------
[Common]
WaitForInstallationToBeFinished=1
-------------------------------------------------------1: 事前検索が完全に終了するまで待機する
0: 事前検索の終了を待機するために定義されたタイムアウトを使用する (初期設定)c. パッケージファイルを作成し、クライアント上に作成したファイルをコピーし
実行(インストール)します。
b.について:[Common] セクションの「DeleteTemp」の値が「0」に設定されている場合は、「DeleteTemp=1」(初期設定値)に変更してください。