概要
ウイルスバスター コーポレートエディション (以下、ウイルスバスター Corp.) クライアントの
属するグループ「ウイルスバスター Corp. ドメイン」 はどのように決定されますか?
属するグループ「ウイルスバスター Corp. ドメイン」 はどのように決定されますか?
詳細
ウイルスバスター Corp. クライアントが属する「ウイルスバスター Corp. ドメイン」 は
「クライアントのグループ設定」に基づいて決定されます。
クライアントのグループ設定の種類は次のとおりです。
各グループの機能、仕様については以下の通りです。
いずれかのグループ設定を選択している場合、クライアントが属するドメインは新規に
インストールされた時のみ設定内容に基づいて決定されます。
クライアントツリーに表示されたクライアントは別のドメインや別のウイルスバスター Corp.
サーバに自由に移動できます。クライアントツリー内でのドメインの作成、管理および削除に
ついても実行できます。
※「NetBIOS ドメイン」、「ActiveDirectory ドメイン」はOSに設定されるドメインのことです。
このグループ設定を選択している場合、クライアントが属するドメインは定義されたルールに
基づいて自動的に決定されます。
任意のタイミングで並べ替えを行う場合はクライアント管理のページの
[クライアントツリー管理] → [クライアントの並べ替え] より実施します。
なお、カスタムクライアントグループにて「Active Directory」を使用する場合には
「Active Directory 統合」の設定が完了しておく必要があります。
※参考
「クライアントのグループ設定」に基づいて決定されます。
「ウイルスバスター Corp. ドメイン」とは、[クライアント管理] ページの
クライアントツリーの「ドメイン」が該当します。
ここでの「ドメイン」とはOSなどで設定される「ドメイン」とは異なり、
ウイルスバスター Corp. サーバで管理するための独自のグループで
あることにご注意ください。「クライアントのグループ設定」 設定箇所は次の通りです。
クライアントツリーの「ドメイン」が該当します。
ここでの「ドメイン」とはOSなどで設定される「ドメイン」とは異なり、
ウイルスバスター Corp. サーバで管理するための独自のグループで
あることにご注意ください。「クライアントのグループ設定」 設定箇所は次の通りです。
- バージョン11.0 / XG
[クライアント] → [クライアントのグループ設定]
- バージョン10.5以降
[ネットワーク上のコンピュータ] → [クライアントのグループ設定]
- バージョン10.0
[ネットワーク上のコンピュータ] → [グローバルクライアント設定]
→ [クライアントのグループ設定]
クライアントのグループ設定の種類は次のとおりです。
- NetBIOSドメイン
- Active Directoryドメイン
- DNSドメイン
- カスタムクライアントグループ (バージョン10.5以降)
各グループの機能、仕様については以下の通りです。
NetBIOS ドメイン、ActiveDirectory ドメイン、DNS ドメイン
いずれかのグループ設定を選択している場合、クライアントが属するドメインは新規に
インストールされた時のみ設定内容に基づいて決定されます。
クライアントツリーに表示されたクライアントは別のドメインや別のウイルスバスター Corp.
サーバに自由に移動できます。クライアントツリー内でのドメインの作成、管理および削除に
ついても実行できます。
※「NetBIOS ドメイン」、「ActiveDirectory ドメイン」はOSに設定されるドメインのことです。
- Windows Server 2003の確認例 (OSにより手順は異なります)
[コントロールパネル]→[システム]→[コンピュータ名] →[変更]
※「DNS ドメイン」はOSに設定されるDNSサフィックスのことです。
- Windows Server 2003の確認例 (OSにより手順は異なります)
[コントロールパネル]→[システム]→[コンピュータ名] →[変更] →[詳細]
カスタムクライアントグループ
このグループ設定を選択している場合、クライアントが属するドメインは定義されたルールに
基づいて自動的に決定されます。
クライアントは設定内容に基づき、以下のタイミングで自動的に 並べ替えられます。
- Corp. クライアントの新規インストール時
- Corp. クライアントの再起動時
- クライアント端末のIPアドレスを変更した時
- Corp. クライアントユーザのスタンドアロンモードを変更した時
任意のタイミングで並べ替えを行う場合はクライアント管理のページの
[クライアントツリー管理] → [クライアントの並べ替え] より実施します。
なお、カスタムクライアントグループにて「Active Directory」を使用する場合には
「Active Directory 統合」の設定が完了しておく必要があります。
※参考
クライアントツリーの階層と設定について
クライアントツリーは、上から順に以下の階層で構成されます。
- ルートドメイン
- ドメイン
- クライアント
ドメインはルートドメイン / ドメイン配下に新規追加できます。
クライアントはドメイン間を移動することが可能です。
ドメインを新規追加する際は、直上のルートドメイン / ドメインの設定が該当のドメインへ自動的に引き継がれる仕様となっております。
また、クライアントを移動する際は、 [クライアント]>[クライアントツリーの管理]>[クライアントの移動] >[選択したクライアントに新しいドメインの設定を適用する] から移動先のドメイン設定を引き継ぐかを選択することが可能です。
クライアントはドメイン間を移動することが可能です。
ドメインを新規追加する際は、直上のルートドメイン / ドメインの設定が該当のドメインへ自動的に引き継がれる仕様となっております。
また、クライアントを移動する際は、 [クライアント]>[クライアントツリーの管理]>[クライアントの移動] >[選択したクライアントに新しいドメインの設定を適用する] から移動先のドメイン設定を引き継ぐかを選択することが可能です。
例)
- ルートドメイン配下にドメインを新規追加した場合
→ ルートドメインの設定がドメインに引き継がれます。 - ドメイン(親ドメイン)配下にドメイン(子ドメイン)を新規追加した場合
→ 親ドメインの設定が子ドメインに引き継がれます。 - [選択したクライアントに新しいドメイン設定を適用する] のチェックを外した状態で、別のドメイン配下へクライアントを移動した場合
→ 従来クライアントに設定されていた内容を維持したまま移動することが可能です。