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ServerProtect 5.8 用 Patch 4 (Build 1330) の概要および適用方法  

ServerProtect 5.8 用 Patch 4 (Build 1330) の概要および適用方法

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • ServerProtect Ver5 5.8
    • OS:
    • Windows すべて
概要
ServerProtect 5.8 用 Patch 4 (Build 1330) の概要および適用方法について教えてください。
詳細
Public
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■Patch 4とは

Patch 4とは、ServerProtect for Windows (以下 ServerProtect) 5.8 のリリース以降にリリースされたすべての修正を含む累積的な修正プログラムです。

■インストールの前に

インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルをお読みください。ServerProtectのご利用にあたり重要な情報が記載されています。
また、本Patch 4 (5.8 Build 1330)の適用前にServerProtect 5.8 マスタープログラムがインストールされている必要があります。

ServerProtect for Windows 5.8
マスタープログラム
プロダクトバージョンサイズ日付ユーザガイド
spnt58_win_r2.zip5.8
build 1179
(VSAPI 8.950)
228.1MB (239,271,928 bytes)2010/10/20(※)Readme
クイックスタートガイド

※Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) エージェントの修正のため、インストールプログラムが変更されました。すでにControl Managerエージェントをインストールしている環境には影響はありません。そのままご利用ください。

ServerProtect for Windows 5.8 用
Patch 4 (build 1330)
プロダクトバージョンサイズ日付ユーザガイド
spnt_580_win_jp_patch4.zip5.8
build 1330
8.23 MB (8,633,025 バイト)2012/12/17Readme

■システム要件

ServerProtect for Windows 5.8のシステム要件に準じます。

■インストール手順

本Patchの適用手順は以下の通りです。

【警告】
管理下の一般サーバを段階的アップグレードしている途中で、バージョン5.58/5.7の一般サーバが残っている場合、すべての一般サーバのアップグレードが完了してからPatch 4を適用してください。
Patchを適用すると無条件でファイルが置き換えられるため、ServerProtect 5.58/5.7でバージョン5.8のコンポーネントを使うことになります。これにより、プログラムの配信やインフォメーションサーバによる管理ができなくなる恐れがあります。

 

  1. Patchのインストーラを実行する前に、次のフォルダ内にファイル/フォルダが存在している場合は、バックアップの後、削除してください。(以前、Patchを適用したことがある場合、"HotFix"フォルダ内にファイルが存在します。)
     
    C:\Program Files\Trend\SProtect\HotFix\ 配下
     
  2. spnt_580_win_jp_patch4.zipをダウンロードし、解凍してできた"spnt_580_win_jp_patch4.exe"を実行します。
    必要なファイルの解凍が始まります。
     
  3. 使用許諾書に同意します。
     
  4. [インストール]ボタンを押します。
     
  5. インストールが開始されます。
      
  6. インストールが完了したら[OK]を押して画面を閉じてください。
    30秒ほどすると各一般サーバにPatchのモジュールが自動的に配信されます。このとき、配信先の一般サーバはPatchを適用するために"Trend ServerProtect"サービスが再起動されます。

Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager)と ServerProtectが同居している場合、Control Manager とエージェントで共有しているTMIフォルダ内のファイルが強制的に上書きされます。

本Patchを適用する以前からmrf.exeのビルドが1.12.0.1156よりも上になっていた場合、以下の手順でTMIフォルダ内のファイルをロールバックしてください。

1. "Trend Micro Management Infrastructure"サービスを停止します。

2. ..\COMMON\TMI\backup フォルダ内の全てのファイルを.\COMMON\TMIフォルダ直下に上書きコピーします。

3. "Trend Micro Management Infrastructure"サービスを開始します。

■インストールの確認手順

インストールおよびアップデートの確認手順は次の通りです。
本 Patch が適用されたかどうかについて確認するには、Readmeの「9. ファイル一覧」に記述されているファイルのプロパティを表示します。ビルド番号が正しければ、新しいファイルが適用されています。

■インストールの後に

インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルス検索パターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。

本Patchの適用後に新規でローカルインストールされた一般サーバには本Patchが未適用の状態でインストールされます。
その場合、新規インストールした一般サーバに本Patchを再配信する必要があります。

関連製品Q&A:
一般サーバへPatchやHotFixを再配信する手順について

また、本Patchの適用後にControl Managerエージェントを再インストールした場合、本Patchを再度適用する必要があります。

■アンインストール (ロールバック)手順

本Patchをアンインストールして、以前のビルドにロールバックするには、次の手順に従ってください。

一般サーバ

一般サーバを以前のビルドにロールバックするには、次の手順に従ってください。

1. 次のシェルコマンドを実行してすべてのServerProtectのサービスを停止します。

net stop spntsvc

2. ServerProtectのインストールフォルダ内の拡張子が「bak」であるファイルが
バックアップファイルです。バックアップファイル名を書き換えて、現在使用
しているファイルと置き換えます。

3. ロールバック後に、次のコマンドを実行してServerProtectのサービスを開始し
ます。

net start spntsvc

インフォメーションサーバ/管理コンソール

インフォメーションサーバおよび管理コンソールを以前のビルドにロールバックするには、次の手順に従ってください。

1. 管理コンソールを閉じます。管理コンソールが閉じている場合は、次の手順に進みます。

2. インフォメーションサーバのサービスを停止します。

3. ServerProtectホームディレクトリ内の「is_backup/filegroup10」ディレクトリに格納されているバックアップファイルをServerProtectホームディレクトリに コピーします。

4. インフォメーションサーバのサービスを起動します。

Control Manager エージェント

Control Manager エージェントを以前のビルドにロールバックするには、次の手順に従ってください。

1. インフォメーションサーバのサービスを停止します。

2. 「Trend Micro Management Infrastructure」サービスを停止します。

3. ServerProtectホームディレクトリ内の「is_backup/filegroup100」ディレクトリに格納されているバックアップファイルをServerProtectホームディレクトリにコピーします。

例:
C:\Program Files\Trend\SProtect\

4. Control Managerエージェントの通信モジュールのバックアップフォルダを開きます。
例:
C:\Program files\Trend\Common\TMI\backup

5. バックアップフォルダのバックアップファイルをコピーし、「TMI」フォルダに上書きします。

6. 「Trend Micro Management Infrastructure」サービスを起動します。

7. インフォメーションサーバのサービスを起動します。

■修正されるファイル一覧

ファイル名ビルド番号
管理コンソール
Admin.exe5.80.0.1330
Adm_enu.dll5.80.0.1330
AgentClient.dll5.80.0.1330
spuninst.exe5.80.0.1330
インフォメーションサーバ
DeployTool.exe5.80.0.1330
Earthagent.exe5.80.0.1330
StRpcCln.dll5.80.0.1330
Spuninst.exe5.80.0.1330
Spuninstrc.dll5.80.0.1330
AgentClient.dll5.80.0.1330
TmNotify.dll5.80.0.1330
EventMsg2.dll5.80.0.1330
CheckEVC.dll5.80.0.1330
RemoteInstall.exe5.80.0.1330
StCommon.dll5.80.0.1330
GetRemoteVer.dll5.80.0.1330
一般サーバ (32ビット)
AgRpcCln.dll5.80.0.1330
LogMaster.dll5.80.0.1330
LogDb.dll5.80.0.1330
LogDBTool.dll5.80.0.1330
StCommon.dll5.80.0.1330
StRpcCln.dll5.80.0.1330
StRpcSrv.dll5.80.0.1330
StUpdate.exe5.80.0.1330
SpntSvc.exe5.80.0.1330
eng50.dll5.80.0.1330
GetRemoteVer.dll5.80.0.1330
Quarantine.exe5.80.0.1330
TmNotify.dll5.80.0.1330
EventMsg2.dll5.80.0.1330
CheckEVC.dll5.80.0.1330
Spuninstrc.dll5.80.0.1330
spuninst.exe5.80.0.1330
AgentClient.dll5.80.0.1330
Notification.dll5.80.0.1330
DCE.dll5.80.0.1330
一般サーバ (64ビット)
AgRpcCln.dll5.80.0.1330
LogMaster.dll5.80.0.1330
LogDb.dll5.80.0.1330
LogDBTool.dll5.80.0.1330
StCommon.dll5.80.0.1330
StRpcCln.dll5.80.0.1330
StRpcSrv.dll5.80.0.1330
StUpdate.exe5.80.0.1330
SpntSvc.exe5.80.0.1330
eng50.dll5.80.0.1330
GetRemoteVer.dll5.80.0.1330
Quarantine.exe5.80.0.1330
StUpdate_32.exe5.80.0.1330
TmNotify.dll5.80.0.1330
EventMsg2.dll5.80.0.1330
Spuninstrc.dll5.80.0.1330
spuninst.exe5.80.0.1330
CheckEVC.dll5.80.0.1330
AgentClient.dll5.80.0.1330
Notification.dll5.80.0.1330
DCE.dll5.80.0.1330
Control Managerエージェント
libEN_Product.dll5.80.0.1330
libMRF_AP.dll1.12.0.1156
libMRF_CM.dll1.12.0.1156
libMRF_Common.dll1.12.0.1156
libMRF_DM.dll1.12.0.1156
libMRF_Entity.dll1.12.0.1156
libTMI_DataMarshal.dll1.12.0.1156
mrf.exe1.12.0.1156
MRF_CM.dll1.12.0.1156
一般サーバHotFixファイル
Hotfix.inin/a
Patchファイル
Tmpatch.exe2.0.0.1090
readme.txtn/a
license.txtn/a

■Patch 4で修正される既知の問題

項目番号製品Q&A問題内容
1-初期設定でタスク検索から隔離フォルダとバックアップフォルダを除外できない問題
2-すべてのコンポーネントが最新であっても、配信処理にルートキット対策ドライバが含まれる場合に、一般サーバが再起動する問題
3-一般サーバから送信されたRPCコマンドをインフォメーションサーバが復号する際に、インフォメーションサーバで一般保護違反が発生する問題
4-ユーザが管理コンソールから一般サーバのログをクリックして表示した場合、一般サーバが予期せず停止する問題
5-ユーザがバックアップしたデータをインフォメーションサーバに復元した場合に、作成したタスクが正常に復元できない問題
6-パターンファイルのアップデート後にCPUの使用率が高くなることがある問題
7-ServerProtect 5.58または5.7からServerProtect 5.8へ移行した後、一般サーバの検索結果画面にスパイウェア検索ログが表示されない問題
一般サーバとインフォメーションサーバが同じコンピュータにインストールされている場合、この問題は発生しません。
8-生成された通知メールのMessage-IDが正しくない問題
9-ダメージクリーンナップサービス (以下、DCS) の実行に時間がかかった場合に、「SpntSvc.exe」がタイムアウトし、起動しない問題
初期設定では、「SpntSvc.exe」が起動する際、「SpntSvc.exe」はDCSの実行が完了を待ってから起動プロセスを継続します。DCSの実行に時間がかかった場合に、「SpntSvc.exe」はタイムアウトし、起動しません。
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評価:
カテゴリ:
インストール
Solution Id:
1314430
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