ハードウェア診断ツールの実行にあたり、以下の機材が必要となります。
- VGA モニタ
- USB キーボード
- USB フラッシュメモリ (CR100 のみ)
Network VirusWall Enforcer 3600i (R420) の場合
- デバイスを起動/再起動し、Trend Micro のロゴまたは以下画面が表示されているタイミングで [F10] キーを押下し、 [Lifecycle Controller] を起動します。
- [ハードウェア診断] > [ハードウェア診断の実行] を選択します。
- 以下のような警告画面が表示されますので、「はい」を選択します。ハードウェア診断テストが開始されます。
- テスト中に何かしらのエラーが発生すると、以下のようなポップアップが表示されますが、「Yes」をクリックし続行します 。この際、表示されたエラーのスクリーンショット (写真) を取得してください。
- ここまでのテストで特に問題が発見されなかった場合、以下のようなメッセージが表示されます。「Yes」をクリックし、残りのメモリテストを実施します。このメモリテストには、30 分以上時間が掛かる場合があります。
- 最終的に診断テストが完了すると、以下のようなメッセージが表示されます。
Network VirusWall Enforcer 3500i (R610 デバイス) および 1500i (R210 デバイス) の場合
- デバイスの電源を入れると、"Trend Micro"のロゴ画面が表示されます。数秒後に右上に各メニューが表示されますので、[F10] キーを押して [System Services] を起動させます。
F2 = System Setup
F10 = System Services
F11 = BIOS Boot Manager
F12 PXE Boot[F10]
→Entering System Services
To cancel, enter IDRAC6
Configuration Utility - しばらくすると、[UNIFIED SERVER CONFIGURATOR] のメイン画面が表示されます。左側のメニューからカーソルキーを使用して [Hardware Diagnostics] を選択し、[Enter] を押し、中央に表示される "Run Hardware Diagnostics" を選択する ([Tab] -> [Enter]) と、以下のような警告画面が表示されますので、[Yes] を選択します。
- しばらくすると、以下のような選択画面が表示されますので、[Run Diags] を選択します。
- マウスが接続されていない場合、以下のような警告が表示されますが、そのまま [Enter] を押して続行します。
- しばらくすると、以下のようなメインメニュー (GUI) が表示されますので、[Express Test] を選択します。
- 以下のような警告が表示されますが、そのまま [Enter] を押して続行します。
- テストには数分~数十分かかります。
(グラフィック関連のテスト中、画面が乱れる場合がありますが、そのままお待ちください。)
テスト中に何らかのエラーが発生すると、以下のようなポップアップが表示されますが、そのまま[Yes] を選択すればテストは継続されます。 - エラー無しでテストが完了した場合、以下のような画面が表示されます。
この状態で [Enter] を押せば、元のメニュー画面に戻ります。
テスト中にエラーが発生した場合、テスト完了後に以下のようなポップアップが表示されます。
この状態で [Enter] を押せば、元のメニュー画面に戻ります。 - メインメニューで [Information] を選択すると、テストの結果が表示されます。
- テスト中にエラーが発生していた場合、[Errors] タブを選択し、記録されている内容をサポートセンターまでご連絡ください (可能であれば、エラーが表示された画面の写真を取得してください)。
- 完了したら、そのまま電源ボタンを押して電源を切ります。
Network VirusWall Enforcer 1500i (CR100 デバイス) の場合
CR100 には、ハードウェア診断ツールが内蔵されていません。事前に以下のサイトからハードウェア診断ツールをダウンロードし、USB メモリへインストールしておく必要があります。
Dell 32bit Diagnostics
診断ツールの作成方法
- 上記のツールを Windows コンピュータ上で実行すると、以下のような画面が表示されますので、[Continue] をクリックします。
- ツールの展開先フォルダを指定し、[OK] をクリックします。
- 展開が完了すると、以下のような画面が表示されますので、[OK] をクリックします。
- USB メモリを挿入した状態で、[Intrall to a USB Flash Drive] をクリックします。
- インストール先ドライブとして、USB メモリが認識されたドライブパスを選択し、[OK] をクリックします。
- 以下の画面が表示されれば、ハードウェア診断ツールのインストールが完了です。 [OK] をクリックしてツールを終了させます。
診断ツールの実行方法
- 上記手順で作成した USB メモリをデバイス前面の USB コネクタに挿入します。
- デバイスの電源を入れると、"Trend Micro" のロゴ画面が表示されます。数秒後に右上に各メニューが表示されますので、[F11] キーを押して [BIOS Boot Manager] を起動させます。
F2 = System Setup
F10 = System Services
F11 = BIOS Boot Manager
F12 PXE Boot[F11]
→F2 = System Setup
F10 = System Services
Entering BIOS Boot Manager
F12 PXE Boot - BIOS Boot Manager のメニューから [Hard drive C:] を選択し、その中のメニューから[Front USB: ***] を選択します。それによって USB メモリから起動します。
BIOS Boot Manager
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* Normal
* Hard drive C:
* Embedded NIC 1 MBA v5.0.5...
- 以下のようなメニューが表示されますので、[2] Ddgui graphics-based diagnostic" を選択します。
- しばらくすると、3500i の手順と同様のメインメニューが表示されます。これ以降は 3500i の手順 4 以降を参照して下さい。