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はじめに

本製品Q&Aでは、これまで運用していた「Apex One サーバ」の設定を新しく用意したサーバへ移行させ、バージョンアップする方法について記載しています。

エージェント単位の個別設定は移行することができません。
本製品Q&Aは、新規サーバと既存サーバの【コンピュータ名】や【IPアドレス】の変更の有無に関わらずご利用いただけますが、操作手順が異なりますのでご注意ください。
 

【コンピュータ名】や【IPアドレス】が同じ場合の作業手順

【コンピュータ名】や【IPアドレス】が異なる場合はこちらをご参照ください。

Step 1 既存の Apex One サーバの設定をバックアップする

既存の Apex One サーバの設定ファイル、サーバ認証証明書 をバックアップして、既存の Apex One サーバの待ち受け用ポート番号を確認して、シャットダウンします。

 

Step 2 新規サーバに Apex One サーバを新規インストールする

新規サーバに Apex One サーバの最新バージョンを新規インストールします。
手順については、以下の製品Q&Aをご確認ください。

  • インストール時に Step 1 でバックアップしたサーバ認証証明書をインポートしてください
  • Apex One サーバの新規インストール方法の「Webサーバ」の設定項目にて、Step 1 で確認した既存のApex One サーバ側と同じ「待ち受け用ポート番号」 を設定します
  • Apex One サーバの新規インストール方法の「コンピュータの識別設定」の設定項目にて、 「ドメイン名」、または「IPアドレス」を既存の Apex One と同じ設定に揃えます

Step 3 新規の Apex One サーバに設定をリストアする

新規の Apex One サーバに Server Migration Tool を使用して、エージェントツリー内のドメイン階層とドメインに設定されている検索設定などの設定をリストアします。

設定をリストア後、ネットワークの負荷を軽減/抑制してエージェントを段階的にバージョンアップする場合は以下をご確認ください。

管理しているエージェントの台数が多く、バージョンアップ後に発生するエージェントへの配信量 (ネットワーク負荷) を軽減/抑制する場合は、以下の製品Q&Aを参照して、ルートやドメイン単位で設定を実施してください。

ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法
 
 

Step 4 Apex One エージェントを移行する

エージェントOSが再起動するなど、次回以降の Apex One サーバへの接続タイミングで、順次新サーバへ移行し、バージョンアップが実施されます。

 

【コンピュータ名】や【IPアドレス】が異なる場合の作業手順

Step 1 既存の Apex One サーバの設定をバックアップする

既存のApex Oneサーバの設定ファイル、サーバ認証証明書をバックアップして、既存の Apex One サーバの待ち受け用ポート番号を確認します。

 

Step 2 新規サーバに Apex One サーバを新規インストールする

新規サーバに Apex Oneサーバの最新バージョンを新規インストールします。
手順については、以下の製品Q&Aをご確認ください。

  • インストール時に Step 1 でバックアップしたサーバ認証証明書をインポートしてください
  • Apex Oneサーバの新規インストール方法の「Webサーバ」の設定項目にて、Step 1 で確認した既存の Apex Oneサーバ側と同じ「待ち受け用ポート番号」 を設定します

Step 3 新規の Apex One サーバに設定をリストアする

新規の Apex One サーバに Server Migration Tool を使用して、エージェントツリー内のドメイン階層とドメインに設定されている検索設定などの設定をリストアします。

Step 4Apex One エージェントを移行する

既存の Apex One サーバで管理しているエージェントを以下の製品Q&Aを参照して新規の Apex One サーバに移行します。