2014年4月9日(日本時間)で、日本マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト社)によるMicrosoft Windows XPの延長サポート期間が終了しました。企業のエンドポイント端末において最低限のセキュリティを維持するために、トレンドマイクロは以下の対応を提供しておりましたが、昨今の市場調査から多くの環境でアップグレードが完了していると結果を受け、猶予期間終了に伴い順次、Windows XPの移行支援を終了させていただきます。まだWindows XPをご利用中のお客さまは、本猶予期間終了までにOSのアップグレードをお願いします。
トレンドマイクロの企業向けエンドポイント製品の対応方針
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長期間のOS移行作業を必要とされるお客様に対して、一部製品でWindows XP向けのサポートを継続しています
2021年6月時点の対象製品
具体的なサポート期間については、各製品名からリンクしているシステム要件をご確認ください。
※OSのサポート終了期間は、各製品毎のサポートポリシーに依存します。
※2021年6月時点での情報です。
2018年10月時点で、以下製品ではWindows XP向けのサポートは終了しています。
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
- Trend Micro Endpoint Sensor
- Trend Micro Deep Security
ウイルスバスター コーポレートエディションは 2020年1月30日をもって Windows XPのサポートを終了しました。
Trend Micro Virtual Patch for Endpoint (旧 脆弱性対策オプション)は 2019年1月30日をもって Windows XPのサポートを終了しました。
よくあるお問合せ
はい。OSベンダのサポートが終了した OS であっても、製品がサポート対象としている OSであれば、本猶予期間においては継続してサポート可能です。
しかし、調査の結果、OS に起因する技術的問題と確認できた場合には、それ以降の継続調査、および問題を解決することができない可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
参考:サポートポリシー
サポート可能です。ただし調査に伴ってOS側に起因した問題がある場合には、サポート内容に制約が出てくる場合がございます。
詳細はQ&Aページ レガシーOSに関連した脅威関連のサポート内容について をご確認ください。
サポートが終了した OS は、マイクロソフト社によるWindows OS のセキュリティパッチが提供されませんので、OS側が抱えるセキュリティ上の問題は解決できません。ウイルスを削除しても、再度感染する可能性がありますので、Windows OS のアップグレードやコンピュータ製品の買い替えをご検討ください。
はい。製品のサポートが続く限りアップデートは配信されます。
しかし、マイクロソフト社によるWindows OS のセキュリティパッチは提供されませんので、OS側が抱えるセキュリティ上の問題は解決されず、危険な状態が続く場合もあります。
いいえ。上記の対象製品以外は、マイクロソフト社のサポートポリシーに準拠しますので、弊社においても2014年4月9日をもって、Windows XPのサポート提供を終了します。
(ウイルスなどの脅威についてのみ、OSを 問わずサポートします)
恐れ入りますが、Windows OS のアップグレードやコンピュータ製品の買い替えをお願いします。
弊社製品のサポートは、基本的にベンダー各社における OS および Service Pack 等のサポート期間に準拠します。
サポートが終了した OS および Service Pack は、セキュリティパッチが作成されず、また不具合等の修正も公開されません。そのため、サポート終了した OS に脆弱性が発見された場合、脆弱性を利用した攻撃に対して無防備な状態になります。
最新技術を駆使した、より安全性の高い製品を安心してご利用いただくためにも、Windows OS のアップグレードやコンピュータ製品の買い替えをご検討ください。
なお、対応 OS について弊社サポートポリシーの詳細は、次のページに記載しています。
参考:OS・ミドルウエアサポートポリシー