IMSVA には root ユーザでのシェルアクセスとは別に、コマンドラインインタフェース (CLI) が用意されています。CLI は次の機能を提供します。
- デバイスのIPアドレスやホスト名などの初期設定の実行
- デバイスの再起動
- アプリケーションの復旧
- デバイスのステータスの表示
- デバイスのデバッグおよびトラブルシューティング
使用方法
Windows 環境からアクセスする場合、TeraTerm や PuTTY などの SSH クライアントを使用して、admin のユーザとパスワードで IMSVA のサーバに接続します。admin のパスワードは管理コンソールのパスワードと同じです。SSH で接続すると、次の画面が表示されます。
CLI では root コマンドと特権コマンドに分かれています。root コマンドでは show module IMSVA role などのコマンドでデバイスやシステムの情報を確認することは可能ですが、設定を変更することはできません。configure network hostname コマンドなどでシステムやデバイスの設定を変更するには特権モードに入ってコマンドを実行します。
特権モードに入るには、enable アカウントとパスワードを使用します。enable と入力し、次にパスワードを入力します。特権モードに入ると、プロンプトが ">" から "#" に変わります。
ヒント
[9.1]各コマンドについては管理者ガイド 「コマンドラインインタフェース」を参照してください。