脆弱性の影響を受ける製品/コンポーネント/ツール
次の製品で脆弱性の影響が確認されました。
該当する脆弱性 | 製品/コンポーネント/ツール | バージョン |
CVSS3.0
スコア | 深刻度 |
---|---|---|---|---|
CVE-2019-18189
| ウイルスバスター Corp. | 11 SP1, XG, XG SP1, | 8.8 | 高 |
Apex One | 2019 | |||
ウイルスバスタービジネスセキュリティ | 9.0、9.5、10.0、10.0 SP1 |
脆弱性の概要
CVE-2019-18189 (CVSS3.0 8.8)
攻撃者はこのディレクトリトラバーサルの脆弱性を利用することで、 管理コンソールの認証を回避しルートユーザのアカウントでログインすることが可能です。
対処方法
トレンドマイクロでは、本脆弱性に対する Critical Patch (以下、CP) を公開しています。
製品/コンポーネント/ツール | バージョン | 修正 | Readme |
---|---|---|---|
ウイルスバスター Corp. | 11 SP1 XG XG SP1 | CP 6638 CP 1962 CP 5427 | |
Apex One | 2019 | CP 2049 | Readme |
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ | 9.0 9.5 10.0 10.0 SP1 | CP 4409 CP 1513 Patch 1569 Patch 2179 | Readme Readme Readme Readme |
こちらも併せてご確認ください。
お使いの環境が、対象バージョンに該当するか確認するには、下記FAQの確認方法でご確認をお願いします。
ウイルスバスター コーポレートエディション の製品情報確認方法
ウイルスバスター コーポレートエディション の製品情報(ビルド、パターンバージョン、アクティベーションコードなど)確認方法
各製品を最新版へバージョンアップする流れは、下記FAQの確認方法でご確認をお願いします。
- Apex One 2019 の最新版へバージョンアップしてご使用いただくまでの流れ
- バージョンXG を最新版へバージョンアップしてご使用いただくまでの流れ
- バージョン11.0の最新版へバージョンアップしてご使用いただくまでの流れ
注意:上記に記載のないサポート外の旧バージョンをご利用のお客様については、サポート期間内のバージョンへバージョンアップを行うことを強く推奨します。
軽減要素
本脆弱性を利用するには、攻撃者は管理サーバに、ネットワーク経由でアクセスする必要があります。
信頼されたネットワークからのみサーバへのアクセスを許可することで、本脆弱性が利用される可能性を軽減することができます。
参照情報
CVE-2019-18189