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設定手順


1.Apex Central のインストールパスにある次のファイルをバックアップします。
....\Trend Micro\Control Manager\aucfg.ini

2.aucfg.iniをテキストエディタで開き、先頭行に次の設定を追記します。
セクションがないところに追記する必要があるため、ファイルの先頭行に追記してください。

ForceDuplicatePatchagent=1

本設定を行わないと、Apex Central の管理コンソール上で「プログラムアップデート」に分類されているServerProtectのアップデートに必要な補助コンポーネント (以下、Patch Agent) を最新版に更新できない場合があります。
すでにそれらのコンポーネントが過去にダウンロードされており、かつ本設定がない場合は、新しいバージョンのPatch AgentがActiveUpdateサーバに公開されても Apex Central にダウンロードできません。



2.Apex Central の管理コンソールにて、ServerProtect向けの Patch Agent をダウンロードします。以降の操作には次のバージョンが必要です。

<ServerProtect側>
ServerProtect for Linux:バージョン3.0 Service Pack 1 HotFix build 1571 以上
ServerProtect for Windows:バージョン 5.8 HotFix build 1528 以上
ServerProtect for NetApp:バージョン5.8 HotFix build 1258 以上
ServerProtect for EMC Celerra:バージョン5.8 HotFix build 1529 以上
ServerProtect for Storage:バージョン6.0 Patch 1 以上
 

各修正モジュールの入手方法

特別な記載がない限り、上記ビルド以上の修正プログラムに修正が含まれています。
最新版ダウンロードページから最新の修正モジュールをダウンロードしてください。適用のための要件などはそれぞれのReadmeをご覧ください。

なお、ServerProtect for Windows 向け HotFix build 1528 についてはこちらからダウンロードしてください。(事前にPatch 6が適用されている必要があります。詳しくはReadmeをご覧ください。)

2-1. Apex Central の管理コンソールの手動アップデート画面を開きます。
[運用管理]-[アップデート]-[手動アップデート]


2-2. 「プログラムアップデート」のカテゴリから次のコンポーネントが選択されていることを確認のうえ、ダウンロード操作を行ってください。

以下の表示がない場合は、「コンポーネントのインテリジェントダウンロードを有効にする」を無効にし、製品のフィルタで「トレンドマイクロの全製品」を選択してから、「カテゴリ (すべて)」「種類 (すべて)」が選ばれていることを確認したのち、コンポーネントをダウンロードしてください。
(※手順2の冒頭に記載のビルド以上をご利用の場合、インテリジェントダウンロードが有効の場合は管理してるServerProtectに合ったコンポーネントが選択されています。)

  • ServerProtect for EMC
  • ServerProtect for Linux
  • ServerProtect for NetApp
  • ServerProtect for Storage
  • ServerProtect for Windows





3.ServerProtectにエンジンを配信する際の準備は以上です。管理下の製品、およびServerProtectへ通常通りコンポーネントを配信してください。
インテリジェントアップデートを無効にした場合は、再度有効にしてください。

 

その他の参考情報

Trend Micro Control Manager から検索エンジンを配信する場合の注意事項