DS および C1EWS のエージェントソフトウェアであるDSA 20.0.0 は、限定サポートOS上での動作を制御するため、2024 年 1 月からバージョン表記を改訂し、20.0.x が使用されます。
今後、トレンドマイクロは DSA 20.0.1, 20.0.2, 20.0.x と毎年バージョン表記を更新する予定です。
バージョン表記の改訂に伴う制限事項
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限定サポート対象となっているレガシーOSは、次回の改訂した新しいDSA 20.0.xからシステム要件外になります。
※誤ってアップグレードおよび新規インストールを行った場合は、不可である旨のエラー/警告が出力されます。例)
2024 年 1 月以降にリリース予定のDSA 20.0.1-xxx は、2023/12/31時点で「オペレーティングシステムサポートポリシー(Deep Security、Cloud One - Workload Security )- 限定サポート対象OS一覧表」に記載のある限定サポートOS上では、ご利用いただけません。(システム要件外となります。)
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Deep Security Manager(以下、DSM)をご利用のお客様で、新しいDSA 20.0.xを利用する場合は、必ず「DSMバージョン最小要件」を参照し、DSMのバージョンが新しいDSA 20.0.xの要件内であることを確認してください。
※DSMおよびDSAのバージョン確認方法は、「Deep Security のバージョン確認方法」をご参照ください。 -
DSAの改訂に伴い、Kernel Support Package (KSP)のバージョン表記も併せて改訂いたします。
詳細は、「KSP(Kernel Support Package) バージョン表記の改訂に伴う制限事項」をご参照ください。
Deep Security Agent 20.0 改訂 バージョン対応表
製品名・バージョン | リリース時期 | システム要件外になるOS | DSMバージョン最小要件 |
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Deep Security Agent 20.0.1 | 2024年1月 | Windows 7 Windows 8.x Windows Server 2008 IBM AIX 6.1 Debian 8 | 20.0.883 |
Deep Security Agent 20.0.2 | 2025年1月 | Cloud Linux 7 Debian 9 Oracle Linux 6 Amazon Linux 1 | 未定 |
Deep Security Agent 20.0.3 | 2026年1月以降予定 | 未定 | 未定 |
※2024年2月28日に本表を更新し、DSA 20.0.1 に対するDSMバージョン最小要件を、「20.0.854」から「20.0.883」へ変更いたしました。
よくあるお問い合わせ
お問い合わせ | 回答 |
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DSA 20.0.xについて、限定サポートOSに対するアップデート、インストール制限以外で、通常のビルドリリース(DSA 20.0.0-xxxx)と比べて違いはありますか? | サポート対象OSが変更になること以外に違いはありません。 |
限定サポートOSで、Extended Security Update(ESU)やExtended Life Cycle Support (ELS)など、OSベンダー側の延長サポート契約を結んでいる場合は、新しいDSA 20.0.xをインストールすることができますか? | OSベンダー側の延長サポート有無に関わらず、限定サポートOS上では新しいDSA 20.0.xをインストールできません。 弊社が定める深刻な脆弱性・不具合が発見された場合は、該当OSのシステム要件内の最新バージョンにて、修正ビルドを提供します。 |
Windows Server 2008 OSは、限定サポート中の緩和策が用意されていますが、限定サポート中に深刻な脆弱性・不具合があった場合は、DSA20.0.1で修正ビルドが提供されますか? | 弊社が定める深刻な脆弱性・不具合については、DSA20.0.1ではなく、システム要件内である20.0.0の最新バージョンとして、修正ビルドを提供します。 |
DSA 12.0も同様に変更になりますか? | 本改訂は、DSA 20.0のみが対象になりますので、DSA 12.0は変更になりません。 |
"弊社が定める深刻な脆弱性・不具合"とありますが、具体的な条件を教えてください。 | 申し訳ございませんが、具体的な条件などは非公開となります。 |
DSA 20.0.x以前のバージョンであるDSA 20.0.0の新規インストールや継続利用に影響はありますか? | DSA20.0.0をご利用いただく分には、影響はございません。 |
20.0.1へアップグレードするにあたっての補足事項
DSM 20.0.864では、DSVA のバージョン 20.0.1 へのアップグレードが制限されます。
DSVAではバージョン 20.0.0 へのアップグレードのみが可能で、バージョン 20.0.1 はサポートされていません。バージョン 20.0.1 へのDSVAのアップグレードは失敗することをご了承ください。
- DSMが20.0.864にアップグレードされると、DSVA のアップグレード可能なリストに DSA バージョン 20.0.1 が表示されなくなります。
- DSA バージョン 20.0.1 がリリースされても、DSM がまだ「20.0.864」にアップグレードされていない場合、DSVA バージョン 20.0.1 へのアップグレードは失敗と表示されます。
- 重大なバグまたは脆弱性のための修正版がリリースされる際にはRHEL7用のDSA向けの修正バージョンが20.0.0の形でリリースされます。
DSVAでWindows仮想マシンを保護している場合に使用するNotifierは20.0.0.8438を最後に、今後はNotifierのみのインストールパッケージを新たにリリースしません。
- 現在サポートされている Windows OS (Windows 11 や Windows Server 2022 など) は、引き続きサポートされている20.0.0.8438をご利用ください。
- 今後新たにリリースされるWindows OSでは、DSA 20.0.1のフル パッケージをご利用いただくことをお勧めします。
お客様の環境で構築されたCloud One - Workload Security Relayの 20.0.0-3445以降のバージョンから 20.0.1-690以降へのリモート アップグレードに失敗することがあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。